家の中の電気製品のオン・オフから、そこに暮らす人のアクティビティを通知する「Evermind」

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遠く離れたところに住む年老いた両親、または介護が必要な一人暮らしの親戚や友人などが日々何事もなく暮らしているかは気になるが、だからといって毎日電話やメッセージで確認するまでもない、だからといって監視カメラのようなものを置くのもどうかと思う…。

そんな悩みを解決するために登場したのが「Evermind」というデバイスだ。

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Evermindは、インターネットに接続する電源プラグで、このプラグに繋がっている家電のオン・オフを検知し、テキストメッセージで知らせてくれると言うもの。

コーヒーを淹れたり、テレビを点けたり、ベッドサイドの読書灯を点けるなど、通常の暮らしの中で必ず電気はつかうものだ。この家の中での電気のオン・オフがあれば、その人は無事に何事も無く暮らしていることがわかる。

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仕組みはシンプルで、電源コンセントに設置されたEvermindのセンサーで電源のオンオフを検知、設定した連絡先に、例えば「コーヒーメーカー午前7時にオンになりました」といったようなテキストメッセージを送信する。

設定次第で、その家電の電気があまりに長い時間オンになっていた(またはオフになっていた)場合もメッセージを送信することができる。ビルトインのワイヤレスインターネットを利用するそうで、製作者によれば、自宅にインターネットとWiFiが無くても使えるとのこと。

Evermindのウェブサイトからユーザーのアカウント設定や定形メッセージのカスタマイズ、監視時間等の設定等も行える。3つのセンサーキットがついて、アメリカで199ドル(約2万円)、また月々29ドル(約3000円)のモニタリングサービスも提供している。

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