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多言語化サービス提供のWOVN、文書をオンラインストレージに入れるだけで多言語化される「WOVN Workbox」を発表

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 各種多言語化サービス「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー」を提供する WOVN Technologies(以下 WOVN と略す)は19日、新サービス「WOVN Workbox(ウォーブン・ワークボックス)」を発表した。同社が19日、都内で開催されたカンファレンス「GLOBALIZED 2019」(日経 B…

Globalized 2019
Image credit: Wovn Technologies

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

各種多言語化サービス「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー」を提供する WOVN Technologies(以下 WOVN と略す)は19日、新サービス「WOVN Workbox(ウォーブン・ワークボックス)」を発表した。同社が19日、都内で開催されたカンファレンス「GLOBALIZED 2019」(日経 BP 総研主催、WOVN  協賛)中で明らかにした。

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このサービスは DropBox や Box などのように、クラウド上の共有されたスペースにファイルをアップロードすることで、そのファイルが自動的に多言語化されるというものだ。オリジナル言語のファイルが改変されると、その部分について、翻訳されたファイルにも改変が反映される。

サービス開始は8月を予定しており、当社ファイル形式として Word、PowerPoint、Excel、テキストファイルに対応(追って、PDF にも対応予定)。日本語、英語間の翻訳に対応する(中国語も近日対応予定)。クラウドとのファイル同期に要するソフトウェアは、Mac OS X 10.10 以降、Windows 10 以降に対応予定。料金体系は明らかになっていないが、月単位の定額制で提供される見込みだ。翻訳結果は AI によるレビューの後、ネイティブスピーカーがチェックを行う。

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WOVN では、WOVN Workbox がクラウドツールなどを使って日常的に事業を行う、多国籍人材がいるオフィス環境を想定している。社内文書、顧客提示資料などを多言語化することで、ビジネスにおける言語障壁を排除することを狙う。日本では労働人口の減少やビジネスのボーダレス化に伴い、オフィスにおける外国人労働者の増加は必至。これまでの WOVN.io で企業が対外的にアプトプットする情報の多言語化のみならず、社内業務の多言語化に対応した汎用サービスに着手した格好だ。

WOVN はこれまで、SBIグループの稟議承認システム「承認Time」と連携し、社内稟議の多言語化にも対応してきた。Workbox のようなオンラインストレージのみならず、さまざまな SaaS + 多言語化ツールや、他社 SaaS との連携なども期待される。

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インターネットサービス多言語化のWOVN、VCや事業会社6社から14億円を資金調達——累積調達額は約20億円、インバウンド需要をさらに開拓へ

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各種多言語化サービス「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー、以下、WOVN と略す)」を提供する WOVN Technologies(以下 WOVN と略す)は5日、直近のラウンドで VC や事業会社6社から14億円を調達したと発表した。 このラウンドのリードインベスターは Eight Roads Ventures Japan が務め、NTT ファイナンス、オプトベンチャーズ、近鉄ベンチャ…

左から:取締役製品担当 Jeff Sandford 氏、代表取締役社長 林鷹治氏、取締役副社長 上森久之氏
Image credit: WOVN Technologies

各種多言語化サービス「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー、以下、WOVN と略す)」を提供する WOVN Technologies(以下 WOVN と略す)は5日、直近のラウンドで VC や事業会社6社から14億円を調達したと発表した。

このラウンドのリードインベスターは Eight Roads Ventures Japan が務め、NTT ファイナンス、オプトベンチャーズ、近鉄ベンチャーパートナーズ(近鉄グループホールディングスの CVC)、マイナビ、OKB キャピタル(大垣共立銀行の投資部門)。ラウンド名は不明。これに加えて、WOVN は銀行3行からの融資枠を確保したことも明らかにしている。

公開されている限りにおいて、これは WOVN にとって、2015年9月のシリーズ A ラウンド(1.3億円の調達)、2016年12月のシリーズ B ラウンド(3億円を調達)に続くもので、累積調達額は約20億円に達した。同社では、インバウンドや外国人労働者増加を受けての、事業会社各社に向けたビジネスの加速とプロダクトの機能強化などに資金を活用するとしている。

WOVN は2014年に MVP(実用最小限製品)をローンチ、Java Script 1行をウェブサイトに挿入することで、多言語対応できる機能を提供してきた。2017年末にはエンタープライズ対応を充実させた「WOVN.io PRIME」をリリースし、標準機能を実質無料か。また昨年7月にはモバイルアプリを多言語化できるSDK「WOVN.app」をβローンチしている。

今回のラウンドに参加した NTT ファイナンスは、これまでシリコンバレーを中心に投資活動を展開してきたが、昨年から国内でも投資を強化しつつあり、WOVN への出資はその先駆け的な位置付けとなる。WOVN への出資により、NTT グループ各社を通じて在日外国人270万人への WOVN を使ったサービスレベルの向上を狙う。直近で考えらえるのは、NTT 各社のサービスへの WOVN を使った多言語環境の実装だ。

近鉄ベンチャーパートナーズの親会社である近鉄グループホールディングス(東証:9041)は、近畿地方を中心に鉄道・運輸全般のほか、都ホテルに代表される宿泊事業も展開しており、昨今のインバウンド需要に加え、2025年の大阪万博に向けたサービスの国際対応への WOVN の活用が期待される。

マイナビは就職・転職情報サービスや人材紹介サービスを提供しているが、従来からある外国人の「高度人材」需要に加え、今年から運用開始となった在留資格「特定技能人材」の需要も取り込みたい考えで、WOVN を活用し多言語へのサービス拡張を行い広く人材を集めていく考えだ。

WOVN では今回の資金調達を受けて、事業加速・拡大に向けてさらなる体制拡充を行う考え。その展望詳細については、6月19日に都内で開催するカンファレンス「GLOBALIZED 2019」(日経 BP 総研主催、WOVN Technologies 協賛)で明らかにするとしている。

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インターネットサービス多言語化のWOVN、モバイルアプリを多言語化できるSDK「WOVN.app」をβローンチ

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WOVN Technologies は30日、モバイルアプリの多言語化ができる SDK「WOVN.app」をβローンチした。当面は iOS アプリ(Swift および Object-C)向けにのみ提供され、追って Android 向けにも SDK が提供される見込み。将来、Unity など他のアプリケーション開発フレームワーク向けの SDK を追加リリースする可能性も検討するという。 同社ではこれ…

WOVN Technologies は30日、モバイルアプリの多言語化ができる SDK「WOVN.app」をβローンチした。当面は iOS アプリ(Swift および Object-C)向けにのみ提供され、追って Android 向けにも SDK が提供される見込み。将来、Unity など他のアプリケーション開発フレームワーク向けの SDK を追加リリースする可能性も検討するという。

同社ではこれまで、Web サイト多言語化サービス「WOVN.io」を提供してきた。昨年末にサービスをピボットし標準機能を無料化、エンタープライズ向けの機能充実を図り(WOVN.io PRIME)、大手企業の需要に応えるべく舵を切った。今年春には、Minimal Technologies から WOVN Technologies に社名を変更している。この流れの中で見えてきたのが、Web サイトに加え、モバイルアプリの多言語化需要だ。

特に Web とモバイルアプリの両方を多言語で提供する企業の場合、その双方の翻訳の精度や用語の使い方を合わせて管理することが困難で、相当な工数がかかってきたという。WOVN.app を使えば、ユーザは翻訳部分の管理を Web およびモバイルアプリの双方について、ダッシュボード上で一元管理できる。また、翻訳部分の修正や差替だけであればダッシュボード上で完結するため、その都度、アプリをコンパイルしなおして、App Store に申請する必要がなくなるという。

WOVN.app は、WOVN.io PRIME を使うエンタープライズユーザを中心に提供し、単体提供での料金は未定。なお、WOVN.app を使いたいスタートアップについては、一定の協力関係を構築できる場合、料金は応相談としている。

また、WOVN では最近、月額の定められた予算の中で翻訳を一括受注するサービスを始めた。これは予算が一定化しづらい Web サイトやモバイルアプリの多言語化において、ユーザ側であらかじめ予算を設定してもらい、それに応じて、翻訳箇所の数量や人間翻訳/機械翻訳の使い分けなどを最適化するもの。費用が一定化するため、ユーザにとっては社内稟議や決済を通しやすく、特に公的な組織においては採用しやすいメリットがある。

この領域において、香港の One Sky 、フィンランドの Get Localization、シリコンバレーの Transifexなど、いくつかの競合を見ることができる。

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ウェブサイト多言語化の「WOVN.io」が標準機能を実質無料化、エンタープライズ対応を充実させた「WOVN.io PRIME」をリリース

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ミニマル・テクノロジーズは18日、同社が提供するウェブサイト多言語化ツール「WOVN.io」の新たなサービスメニューを発表した。これによると、これまで有料で提供してきた WOVN.io の標準機能を実質無料化し、一方、顧客ごとに個別のカスタマイズが可能なエンタープライズ向けメニューとして「WOVN.io PRIME」をリリースする。 ミニマル・テクノロジーズ COO の上森久之氏によれば、WOVN…

ミニマル・テクノロジーズは18日、同社が提供するウェブサイト多言語化ツール「WOVN.io」の新たなサービスメニューを発表した。これによると、これまで有料で提供してきた WOVN.io の標準機能を実質無料化し、一方、顧客ごとに個別のカスタマイズが可能なエンタープライズ向けメニューとして「WOVN.io PRIME」をリリースする。

ミニマル・テクノロジーズ COO の上森久之氏によれば、WOVN.io を使っているユーザの半分程度は大企業で、彼らからは「手間をかけて、エンタープライズ向けに提供してほしい」という声が多く、機能面での個別対応や、導入にあたっての人的サポートを求められることも多かったという。

SaaS 本来の立ち位置からすれば、スケーラビリティを追求する上でもマニュアルを充実させ、導入手順を簡素化することでサービスの普及を図りたいところだが、「顧客から求められる対応に、WOVN.io のこれまでの営業戦略が合っていなかった(上森氏)」と捉え、ミニマル・テクノロジーズでは、今回メニュー改変に踏み切ることとなった。

WOVN.io PRIME では、大企業でウェブサイトの多言語化を担当するプロジェクトマネージャーや、外部から支援するシステムインテグレーターらにも使いやすい機能を追加した。本番用に加え、開発用、検証用のドメインでの運用が可能のほか、オーナー・マネージャー・翻訳者といったアカウント毎の3段階アクセス制御も導入される。また、翻訳データの CSV による一括ダウンロードのほか、Facebook や Twitter のタイムラインにあるような、ユーザによる投稿内容の自動翻訳機能(n言語→n言語対応)も、必要箇所にタグを埋め込むだけで対応が可能だ。

要望があれば、翻訳会社のコーディネイトも行なっています。高速道路会社とか、交通系企業とかにも使ってもらっており、エンタープライズ向けでは稼働率99.9%を保証するようにします。社会的に影響力の大きなサイトに導入してもらい、フィードバックをもらって今後の製品開発に生かしていきたい。(上森氏)

新メニューを設置したことで、ミニマル・テクノロジーズは、システムインテグレータを通じた大企業向けのパートナーセールスなども展開しやすくなる。同社はまた今年6月に北海道銀行先週は琉球銀行と業務提携を行なっているが、インバウンド需要が高まる地方企業に対してはバルク販売など料金体系にも柔軟性を持たせやすくなるだろう。

子会社を多く持つ大企業に対してもバルク販売やグループディスカウントなどを適用し、同じ企業グループの傘下で、「あるグループ会社のウェブサイトには外国語版はあるが、あるグループ会社のウェブサイトには外国語版が無い」といった多言語対応の不均衡の是正にも貢献したいしている。

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効果的なwebのローカリゼーションに求められる翻訳以上のものとは?——Wovn.io共同創業者Jeff Sandford氏【ゲスト寄稿】

本稿は、Disrupting Japan に投稿された内容を、Disrupting Japan と著者である Tim Romero 氏の許可を得て転載するものです。 Tim Romero 氏は、東京を拠点とする起業家・ポッドキャスター・執筆者です。これまでに4つの企業を設立し、20年以上前に来日以降、他の企業の日本市場参入をリードしました。 彼はポッドキャスト「Disrupting Japan」を…

本稿は、Disrupting Japan に投稿された内容を、Disrupting Japan と著者である Tim Romero 氏の許可を得て転載するものです。

Tim Romero 氏は、東京を拠点とする起業家・ポッドキャスター・執筆者です。これまでに4つの企業を設立し、20年以上前に来日以降、他の企業の日本市場参入をリードしました。

彼はポッドキャスト「Disrupting Japan」を主宰し、日本のスタートアップ・コミュニティに投資家・起業家・メンターとして深く関与しています。


Wovn.io の共同創業者 Jeff Sandford 氏

翻訳やローカリゼーション業界は、過去数十年以上にわたって目まぐるしいイノベーションを見せてきた。しかし、多くの点において、変化に対する抵抗が残っている。

今日は Wovn.io の共同創業者 Jeff Sandford 氏に話を聞いてみよう。Wovn のチームはウェブのローカリゼーションや翻訳の問題を解決する方法を作り出し、それをたった1行のコードを挿入するだけで実現している。

Jeff は、それまでに会ったこともない人と、どうして会社を始めようと決めたかについても話してくれた。

今回も素晴らしいディスカッションなので、お楽しみいただけるだろう。

Tim:

Wovn は何をするのですか?

Jeff:

たいていの人はローカリゼーションについて考えたとき、それは翻訳のことだと考えるようです。しかし、ローカリゼーションは翻訳以上の意味を持ちます。Wovn は、多言語ウェブサイトを構築する上で細かい部分まで扱うことができ、翻訳も行えるプラットフォームを提供しています。

Tim:

この領域には多くの会社がいますが、Jeff さんたちは、非常にミニマリストなアプローチをしていますね。

Jeff:

確かにそうです。コード1行の挿入で我々のシステムを組み込んでもらえれば、数分でウェブサイト全体が翻訳された状態になります。最初は多くの皆さんが無料の機械翻訳を使い、その後、人による翻訳で部分的に修正する形で使われています。

Tim:

Jeff さんは、林さんと2014年に創業されましたね。2人はどうやって出会ったのですか?

Jeff:

実は、2人とも出会う前から一緒に会社を作ろうと決めていたんです。

Tim:

なるほど。もう少し詳しく説明してください。

Jeff:

(笑) 私は、友人の結婚式に参加するためにアメリカを訪問していました。東京出身の友人が私に電話をしてきて、こう言ったんです。「ねぇ、この人知ってる、林さん。彼は、英語が話せて、グローバルな視点を持った技術者と会社を作りたがっている。」 面白いなと思いました。それで、Skype ミーティングをすることにしたんです。

Tim:

つまり、以前に会っていたわけですね。

Jeff:

はい。しかし、個人的に会ったことは無かった。その Skype コールの中で、共同で会社を作ることを決めました。

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2016年2月に開催された THE BRIDGE Fes に登壇した、Jeff Sandford 氏
Image credit: Mayumi Ishikawa

Tim:

Wovn.io では、非常に国際的なチームを築き上げてこられましたね。多くの場合、国際的なチームというのは、外国人のデベロッパ、日本人の営業やサポートスタッフで構成されます。そのような形で運営されているのですか?

Jeff:

はい、大いにそういう感じです。開発チームは日本人と外国人が概ね半々、顧客が日本人であることから、営業やサポートはほとんど日本人です。社内言語はエンジニアリング部隊は英語、それ以外は日本語です。

Tim:

日本国外に販売する計画はあるのですか?

Jeff:

もちろん。実際に、多くの点で我々のプロダクトのデザインは、日本風というより西洋風に近いものになっています。そして、大変ミニマリストなアプローチをとっています。多くの日本企業のウェブサイトは情報過多でごちゃごちゃしていて、ユーザからできるだけ多くの情報を集めようとします。我々はなるべく物事をシンプルにし、ユーザに対して、必ずしも必要のない情報を求めることは決してありません。

Tim:

デザインセンスにおける違いは面白いですね。しかし、結果から判断して、どのようなアプローチが機能するかを見極めるべきではないでしょうか? もし、ごちゃごちゃしたデザインが売上を伸ばすなら、それは採用すべきベストなものなのではないですか?

Jeff:

いいえ、Tim さんはいつも、自分の好みに合わせて、メッセージやデザインを最適化したいと思いますよね。日本の顧客はページ毎により多くの情報を欲するのです。そして、それが日本市場に向けたデザインとしてベストなものということになります。

Tim:

それではまだローカリゼーションの難関の核心には行き着いていないですよね? 効果的なものにするには、テキストを翻訳しグラフィックを変えるだけでは十分ではないでしょう。情報の提供の仕方全体を再考すべきでしょう。

Jeff:

マーケティングに特化したランディングページや販売キャンペーンをする上では、それはよいアプローチですね。しかし、各言語毎にウェブサイト全体を作り直すのは現実的ではありません。違った形で提供したい情報もあるでしょうが、会社のアイデンティティは保ちたいし、整合性のある情報を届けられるようにしたい。つまり、ウェブサイトのページの99%については、翻訳することがベストなアプローチになるのです。

Tim:

ということは、ページ毎にアプローチを変えているのですか?

Jeff:

はい。いくつかのレベルにおいてそうです。例えば、製品スペックのような情報については、我々のデフォルトの機械翻訳は完璧に訳します。他のコンテンツ、例えば、E コマースサイトの商品説明については、SaaS ベースの人による翻訳サービスで訳したいと思うかもしれません。しかし、マーケティング資料や会社のランディングページは、ニュアンスを正しく伝えるために、翻訳者と密に協業することで作りたいと思うでしょう。言うまでもなく、Wovn.io は、これらすべてのアプローチも、また、その混合にも対応することができます。

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Tim:

顧客の多くが E コマースサイトだとおっしゃいました。ウェブサイトを翻訳した後も、まだ他の言語でビジネスをする準備が整ったとは言えません。顧客はドイツ語や中国語でメールを受け取るようになったら、彼らはどのように対応するのですか?

Jeff:

そこが問題です。ユーザ毎に対処の仕方は異なります。社内に訳者を抱え、Wovn をウェブサイトのローカリゼーションのみに使っている顧客もいれば、できる範囲でそれをこなしている顧客もいます。この種の E メールの機能は、結果的に我々が扱うことになるものですが、まだ詳細についてはお教えできません。

Tim:

では、E メールのローカライズでないとすると、今のところ、Wovn の最大の開発関心事は何でしょう?

Jeff:

スケーリングです。顧客の数は増え続けており、翻訳の必要な数十万のページを持つサイトをより多く取り扱うようになれば、スピーディーかつ自動的にウェブサイトをローカライズし、最小限の時間遅延でページの翻訳を提供できるようにするには、高いパフォーマンスを維持するために新しい方法での投資が必要になります。


グローバルな取引が増える中で、小規模ビジネスの中でも特に Wovn.io のような企業は世界市場に合っているだろう。2020年の東京オリンピックが近づくにつれ、観光は日本でさらに重要な産業となっており、Wovn にとって日本市場は素晴らしい可能性を秘めているように見える。

Wovn.io が、E メールやヘルプデスクサポートといった、ローカリゼーションエコシステムのニッチな部分を埋めようと計画しているのは、興味深い話だった。Wovn.io は比較的小規模なスタートアップにとっては使える機能が多いが、市場のニーズは巨大で、すぐさま市場を支配しようとする企業は存在しないようだ。これらすべての不確実な状況が今後5年のうちにどのように変化するか、それを見るのが楽しみになりそうだ。

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「WOVN.io」がSBIグループの稟議承認システム「承認Time」と連携、各国のグループ企業社員向けに最大30ヶ国語での稟議承認環境を提供

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ウェブサイト多言語化ツール「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー、以下、WOVN と略す)」を運営するミニマル・テクノロジーズは2日、SBI ビジネス・ソリューションズと業務提携し、SBI ビジネス・ソリューションズのクラウド型稟議・回覧ワークフローシステム「承認 Time」に WOVN を搭載することを明らかにした。 SBI グループは世界各国に持株会社や事業会社を抱えており、バックオフ…

ウェブサイト多言語化ツール「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー、以下、WOVN と略す)」を運営するミニマル・テクノロジーズは2日、SBI ビジネス・ソリューションズと業務提携し、SBI ビジネス・ソリューションズのクラウド型稟議・回覧ワークフローシステム「承認 Time」に WOVN を搭載することを明らかにした。

SBI グループは世界各国に持株会社や事業会社を抱えており、バックオフィス業務や BI ツールについては、経営資源の効率運用の観点から SBI ビジネス・ソリューションズがシステムを開発・運用し、グループ内にサービスを提供している。社員の出身国や使用言語が異なるために、システムのメニュー内容やインプット/アウトプットされる情報には翻訳が必要になるが、今回の連携では、その役目を WOVN が担うというものだ。

今回は、SBI グループが抱える SaaS の中でも、翻訳作業が入ることで業務に遅延が生じやすい稟議承認システムから導入。韓国で国際送金事業を開始予定の SBI Cosmoney が利用する。業務の効果や社員の反応がよければ、同社は全グループにサービスを展開することになるだろう。「承認 Time」は SBI グループ外にも提供販売されており、オプション料金を支払えば、一般企業でも利用が可能だ。

今回のしくみでは、「承認 Time」の機能メニュー部分については、WOVN の機能を使って事前に人的な翻訳がされた結果が、ユーザの利用言語に応じて表示される。稟議申請内容、および、承認内容については、WOVN の機能を使って機械翻訳がされた結果が表示される。

WOVN はもともとウェブサイトの多言語化を意図して開発されたが、SaaS の多言語化にも有用であることが判明したのは興味深い。大企業の場合、多言語化はフルスクラッチ開発で行なっていることが多く、数千万円単位で費用がかかることが普通だという。これらの企業では、稟議内容の翻訳についても社内の翻訳担当者や、外部の翻訳会社を都度利用することが多い。

ミニマル・テクノロジーズでは、この SaaS に WOVN を導入してもらうスキームを今後、大企業、EC サイト、自治体、インバウンド、クラウドサービス事業者などに積極展開していきたいとしている。

ミニマル・テクノロジーズは昨年12月、シリーズ B ラウンドで SBI インベストメントなどから3億円を調達している。

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ウェブサイト多言語化の「WOVN」運営元、シリーズBラウンドで3億円を調達——SBIインベストメント、凸版印刷、SMBC、アドウェイズらが参加

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ウェブサイト多言語化サービス「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー、以下、WOVN と略す)」を提供するミニマル・テクノロジーズ(以下、ミニマルと略す)は9日、シリーズBラウンドで3億円を調達したことを明らかにした。このラウンドのリードインベスターは SBI インベストメントで、凸版印刷(東証:7911)、SMBC ベンチャーキャピタル、アドウェイズ(東証:2489)が参加した。今回の調達…

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ウェブサイト多言語化サービス「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー、以下、WOVN と略す)」を提供するミニマル・テクノロジーズ(以下、ミニマルと略す)は9日、シリーズBラウンドで3億円を調達したことを明らかにした。このラウンドのリードインベスターは SBI インベストメントで、凸版印刷(東証:7911)、SMBC ベンチャーキャピタルアドウェイズ(東証:2489)が参加した。今回の調達は、ミニマルにとって2015年9月の1.3億円の調達に続くもので、公開されているものだけで調達金額合計は4.3億円規模に上る。

WOVN は2014年に MVP(実用最小限製品)をローンチ、Java Script 1行をウェブサイトに挿入することで、最大で27ヶ国語の多言語化に対応することができる。WOVN そのものは翻訳サービスではないが、機械翻訳や人間翻訳のサービスとも連携しており、一言語でしか対応できていないウェブサイトの多言語化プロセスを劇的に効率化する。2016年11月現在、WOVN が多言語化を任うウェブサイト総数は約8,000ドメインの83万ページ、代表的なクライアントには、インバウンド需要では旅行大手の HIS(東証:9603)や東急電鉄(東証:9005)都市創造本部が運営する渋谷文化プロジェクト、アウトバウンド需要では Shibuya 109WEGO などがいる。

日本でも英語版のページを備えたウェブサイトが増えてきたものの、コーポレイトサイトは英語化されていても、定期的な情報更新が求められるサービスサイトまでは手が回っていないというケースがほとんど。コストと手間がかかるからだ。

当初は Tumbler ユーザのようなライトユーザをペルソナにサービスを開始したが、営業を開始して蓋を開けてみると、寄せられた問い合わせの4割くらいは制作会社からだった。

従来の方法だと、ウェブサイト多言語化はクライアント企業が制作会社に発注し、時間をかけて実装してもらうのが一般的だった。WOVN を使ってもらうことで、多言語化に加え、多言語での情報更新もスムーズに行えるようになる。クライアント企業はお抱えの製作会社を持っているケースが多いので、そのような製作会社をユーザとして取り込んでいきたい。Adobe の Photoshop や Illustrator のように、WOVN を制作会社にとって無くてはならないツールにできればと考えている。(代表取締役 林鷹治氏)

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左から:Minimal Technologies 共同創業者の 林鷹治氏と Jeff Sandford 氏

今回の調達に伴い、SBI インベストメントと凸版印刷とアドウェイズについては業務提携の内容を含んでいる。

SBI インベストメントとは、同社の中期経営計画の中の強化テーマに地銀連携があり、地方創生の分野で WOVN を積極的に活用してもらうことを想定している。。

凸版印刷は、小売業や自治体などに翻訳サービスを含めたオフラインメディアの多言語サービスを提供しており、WOVN と協業することで、オンラインメディアの多言語化をあわせたシームレスなサービスの提供を目指す。

アドウェイズとの連携では、海外から EC サイトを訪問した顧客向けに、WOVN で多言語表示した画面の延長で IP アドレスによる判別を行い、アドウェイズが運営する「楽一番」などの海外配送代行サービスへ送客するようなサービスを計画しているようだ。

今回調達した資金を使って、ミニマルでは、エンタープライズ UX の強化(自動返信メール機能、OEM 提供機能、レイアウト編集機能)、マーケティング支援機能(A/B テスト機能、分析機能、SEO 最適化)、周辺領域拡大(多通貨決済、グローバル配送、多言語カスタマーサポート)などを行うとしている。

また、「これまでは正直なところ、どぶ板営業で拡大してきた(林氏)」ミニマルだったが、制作会社などを介さず WOVN を自ら使ってウェブサイトの多言語化を図りたい企業へのサービスを強化し、販売プロセスの自動化を図るため、同社では WOVN のチュートリアルコンテンツを増やす計画としている。

今回の資金調達を受け、ミニマルでは前述したような機能強化を図るため、エンジニアを絶賛募集中だ。2020年の東京オリンピック、そして、来るかもしれない 2025年の大阪万博に向け、日本のウェブサービスの多言語化に WOVN が大きく寄与することを期待したい。

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WOVN のエンジニアチーム
Image credit: Minimal Technologies
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1行のスクリプトでWebサイトを多言語展開できる「WOVN.io」が1.3億円を資金調達

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7月21日にリクルートコミュニケーションズとの業務提携を発表した「WOVN.io」(ウォーブン・ドット・アイオー)。たった1行のコードでWebサイトを多言語化できるとして、4,500を超えるWebサイトに導入されています。 そんなWOVNを運営するミニマル・テクノロジーズが、1.3億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。引受先は、オプトベンチャーズとニッセイ・キャピタルです。 前回の取材…

たった一行のスクリプトでウェブサイトを多言語化できる「WOVN.io」
たった一行のスクリプトでウェブサイトを多言語化できる「WOVN.io」

7月21日にリクルートコミュニケーションズとの業務提携を発表した「WOVN.io」(ウォーブン・ドット・アイオー)。たった1行のコードでWebサイトを多言語化できるとして、4,500を超えるWebサイトに導入されています。

そんなWOVNを運営するミニマル・テクノロジーズが、1.3億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。引受先は、オプトベンチャーズとニッセイ・キャピタルです。

前回の取材でも、既に売上げの9割を占めるエンタープライズ向けに展開していくことを明らかにしていました。今回調達した資金で、国外向けマーケティングツールとしての立ち居地を強化していくとのこと。7月末にβ版をリリースしたSEO対応のライブラリ「WOVN++」(ウォーブン・プラスプラス)もその一環です。

2020年の東京オリンピック効果もあり、最近では、英語でも閲覧できるウェブサイトに遭遇することが多くなったような気がします。WOVNがこの流れをいっそう加速させ、日本のより多くのコンテンツが世界に発信される後押しをしてくれることに期待です。

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ウェブサイト多言語化の「WOVN」がリクルートコミュニケーションズと業務提携、完全 SEO 対応のライブラリをリリース

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たった一行のスクリプトでウェブサイトを多言語化できる「WOVN.io(ウーヴェン・ドット・アイオー)」。今年2月には有料版の提供を開始し、また6月にシンガポールで開催されたEchelonには日本から唯一参戦しました。WOVNの導入ウェブサイト数は、4,500超。ユーザーは、アメリカ、日本、ブラジル、スペインなど世界各国に分布しています。 そんなWOVNが、本日大きく2つのことを発表しました。リクル…

たった一行のスクリプトでウェブサイトを多言語化できる「WOVN.io」
たった一行のスクリプトでウェブサイトを多言語化できる「WOVN.io」

たった一行のスクリプトでウェブサイトを多言語化できる「WOVN.io(ウーヴェン・ドット・アイオー)」。今年2月には有料版の提供を開始し、また6月にシンガポールで開催されたEchelonには日本から唯一参戦しました。WOVNの導入ウェブサイト数は、4,500超。ユーザーは、アメリカ、日本、ブラジル、スペインなど世界各国に分布しています。

そんなWOVNが、本日大きく2つのことを発表しました。リクルートコミュニケーションズとの業務提携と、完全 SEO 対応のライブラリ「WOVN++(ウォーブン・プラスプラス)」のβリリースです。

今回の業務提携により、リクルートグループが展開するさまざまなメディアの多言語化プラットフォームとしてWOVNが導入されます。英語、中国語、韓国語への対応を皮切りに、リクルートが自社で持つ辞書などと連携しながら精度の高い翻訳を提供していくとのこと。この四半期で、複数媒体への展開を目指します。

これまでに取り上げたWOVNの取材記事では、SEO対策が気になるというユーザーの声が聞かれました。新たに提供を開始したWOVN++は、SEOに完全対応したRubyとPHPのライブラリ。従来は、検索結果に多言語版が表示されない仕組みでしたが、Javascriptで対象言語に書き換えるのではなく、その言語のHTMLを吐き出すことで世界中の検索エンジンの検索結果への表示が可能になりました。

日本から海外に情報発信や物販を行う場合に見落としがちなのがSEO対策だと、運営会社ミニマル・テクノロジーズのCEOである林鷹治さんは話します。

「中国も韓国も、日本のようにGoogleはシェアを持っておらず、中国ではBaidu(百度)、韓国はNaverが強いです。それぞれにSEO対策が異なります。WOVN++は、こうした現地の様々な検索エンジンに自動で対応し、他国からの流入を促進します。特に東アジアの検索エンジンには、かなり特化していく予定です」(林)

β版のWOVN++のライブラリは、全プランで使うことができます。また今後は、各種検索エンジン向けに、独自に検索結果上位表示のサポートを行う機能の追加も。

現在、WOVNの売上げの9割を占めるのがエンタープライズプランです。現在は、円決済にしか対応していない有料版ですが、ドル決済を受け入れるためにカリフォルニアに支社を登記。今後は、国内外のユーザーに向けてこのエンタープライズの改善・強化に注力していく予定です。

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4,000サイトが導入、1行のスクリプトでウェブサイトを多言語化できる「WOVN」が有料版の提供を開始

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昨年9月にインタビューした、たった一行のJavascriptコードを追加するだけでウェブサイトを多言語化できる「WOVN」(ウーヴェン)。現在、WOVNを導入するドメイン数は4,000サイト。多言語化されたページの数は12万ページに及びます。昨年9月時点では100ページ程だった1日に多言語化されるページ数は、今では600〜700ページにまで増加しています。 月額1,900円からの有料プランを開始 …

WOVN

昨年9月にインタビューした、たった一行のJavascriptコードを追加するだけでウェブサイトを多言語化できる「WOVN」(ウーヴェン)。現在、WOVNを導入するドメイン数は4,000サイト。多言語化されたページの数は12万ページに及びます。昨年9月時点では100ページ程だった1日に多言語化されるページ数は、今では600〜700ページにまで増加しています。

月額1,900円からの有料プランを開始

WOVN-premium-plans

そんなWOVNが、2月16日から開始するのが有料版の提供です。無料版も引き続き使えますが、多言語化が無料なのは5ページまで。その他には、一部のウィジェットのカスタマイズなどが可能です。新たに開始する有料版プランは、「STARTUP」「BUSINESS」「ENTERPRISE」の3つ。

この中で最も安価なのがSTARTUPで、月額料金は1,900円です。100ページまで多言語化できて、全てのウィジェットのカスタマイズが可能。また、WOVNのJavascriptが導入されているページのHTMLが更新されると、それを検出して翻訳内容を自動でアップデートしてくれる機能も。STARTUPプランでは1言語に限られる自動機械翻訳は、それ以上のプランでは3言語以上に対応します。

ENTERPRISEの価格は要問い合わせ。上述した各種機能に加えて、サーバーのカスタマイズやA/Bテストへの対応など、今後も様々な機能を充実させていく予定です。

今春に予定するライブラリの公開でSEOを強化

以前にWOVNを紹介した際に聞かれたのが、WOVN導入サイトのSEO対策について。これに関しては既にGoogleにインデックスされるところまで内部テストで確認がとれており、チューニングが出来次第にリリースされます。また、今春にはライブラリを公開し、それを使うことで完全なSEO対策が施せるようになると言います。

WOVNを運営するミニマル・テクノロジーズ(Minimal Technologies)は、そのチームもどんどんグローバル化させている模様。ファウンダーでCEOの林鷹治さん、共同ファウンダーでアメリカ人のジェフ・サンドフォド(Jeff Sandford)さん。また、新たにフランス人のエンジニア、また台湾人のセールスの人材が加わり4人チームになりました。

現在、日本国内のWOVN導入サイトによるニーズが高いのが、中国語、韓国語、スペイン語の順です。今後は、日本国内の大規模サービス向けのエンタープライズ版の営業と開発に注力していく予定です。

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