ロンドンのスタートアップが開発しているのが、子供たちが自由にプログラミングして遊ぶことが出来る”投げられる”コンピュータだ。クラウドファンディングサービスKickstarterで支援を募集し、目標額の100,000ドルを超える240,000ドルを集め、プロジェクトは成功となっている。
「Hackaball」は、ボールにコンピュータを内蔵しており、iOSやOSXのアプリを使用してプログラミングが可能になっている。センサーも搭載しており、バウンドさせたり、蹴ったり、振ったりといった動作を検出することが出来る。これらをもとにHackaballの動作を自由に変更することが可能とのこと。LEDも搭載しており、光らせることも出来る。
あらかじめアプリにはHackaballで遊べるゲームが用意されており、Hackaballにインストールすることが可能。子供たちはこれで遊んだのち、次のステップとして自分たちで新しいゲームに作り替えることが出来る。シンプルなブロック型のインターフェースが用意されているため、子供でも作成することが可能とのこと。
ジャイロ、加速度計、振動モータ、9つのLED、充電式バッテリー、録音用メモリ、スピーカーを搭載。それらが強化プラスチックの球形のケースに内蔵され、シリコーン膜に覆われている。LEDの光が広がるような穴あきのシリコーンジャケットを装着することも可能だ。
現在はKickstarterでの支援の募集は完了しているが、公式サイトから予約が可能となっている。1つ89ドルで入手可能となる見込みだ。
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