プログラミングをして自由に遊び方を作り出すことが出来るボール「Hackaball」

SHARE:

photo-original

ロンドンのスタートアップが開発しているのが、子供たちが自由にプログラミングして遊ぶことが出来る”投げられる”コンピュータだ。クラウドファンディングサービスKickstarterで支援を募集し、目標額の100,000ドルを超える240,000ドルを集め、プロジェクトは成功となっている。

c229f1c9bbc690ad6df6ea3edbcff2d3_original

「Hackaball」は、ボールにコンピュータを内蔵しており、iOSやOSXのアプリを使用してプログラミングが可能になっている。センサーも搭載しており、バウンドさせたり、蹴ったり、振ったりといった動作を検出することが出来る。これらをもとにHackaballの動作を自由に変更することが可能とのこと。LEDも搭載しており、光らせることも出来る。

e450e3d24c475c80499f9d56694dcc7c_h264_high

あらかじめアプリにはHackaballで遊べるゲームが用意されており、Hackaballにインストールすることが可能。子供たちはこれで遊んだのち、次のステップとして自分たちで新しいゲームに作り替えることが出来る。シンプルなブロック型のインターフェースが用意されているため、子供でも作成することが可能とのこと。

5f82a9dee3c56e7349241a3d18f7fdd3_original

ジャイロ、加速度計、振動モータ、9つのLED、充電式バッテリー、録音用メモリ、スピーカーを搭載。それらが強化プラスチックの球形のケースに内蔵され、シリコーン膜に覆われている。LEDの光が広がるような穴あきのシリコーンジャケットを装着することも可能だ。

現在はKickstarterでの支援の募集は完了しているが、公式サイトから予約が可能となっている。1つ89ドルで入手可能となる見込みだ。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する