成果報酬手数料はより手頃な20%、貸切スペースが見つかる「Sheeps(シープス)」がリニューアルオープン

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貸切スペースのマッチングプラットフォーム「Sheeps(シープス)」
貸切スペースのマッチングプラットフォーム「Sheeps(シープス)」

人、時間、物、場所。さまざまな「空き」を活用するサービスが相次いで登場しています。その中でも、場所のレンタルスペースは国内外で活性化しています。日本国内では「スペースマーケット」や「軒先」、また国外ではフランスのポップアップストア賃貸プラットフォーム「PopUp Immo」が日本進出への意欲を見せるなど、動きが絶えません。

そんなレンタルスペースに新たに本格進出したのが、賃貸スペースのマッチングプラットフォーム「Sheeps(シープス)」です。実は、シープスのリリースは2012年8月頭。機能やデザインを刷新し、6月23日にリニューアルオープンしました。

さまざまなスペースが用意されているシープスですが、どちらかというと実務的なスペースが中心。スペースを借りる側が、その時々のニーズに応じてカジュアルかつ気軽に借りられることを意識してのこと。スペースの利用目的は、会議、食事やカラオケなどを持ち込んだ歓送迎会、お稽古、備え付けキッチンを用いたママ会、趣味の集まりまで多種多様。現時点では都内のスペースが大部分を占めますが、今後は全国的に展開していく予定です。

その他のレンタルスペースサービスとの最大の差別化ポイントは、予約が成立した際に発生する成果報酬型の手数料です。例えば、スペースマーケットなどは売上げの35%と決済手数料が発生しますが、シープスは売上げの20%と決済手数料5%とよりリーズナブル。ユーザーが適正な価格で気軽にスペースを借りられることが利用頻度の増加に繋がり、結果としてスペースの遊休時間帯が有効に活用されます。

またシープスでは、イベント開催を支援するオウンドメディア「Eventista(イベンティスタ)」もリリース。仲間内でイベントを手作りする際のノウハウや豆知識などを発信していきます。例えば、屋上BBQパーティやワイン会、ビールサーバーの調達方法などなど、イベント開催にまつわるティップスを紹介していくとのこと。

シープスの代表である舩木芳雄氏は、自身もコワーキングスペースを運営した経験の持ち主。スペース保有者の立場に立ち、彼らの新規ユーザー獲得や収益化を支援するプラットフォームを目指しています。まずは、年内に1,000スペースの掲載を目標に掲げています。

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