
<Pick Up> Fitness apps are misreporting your health data by as much as 30%
フィットネス関連のトラッキングアプリのデータの正確性はユーザーが思っているほど高くないと指摘するレポートが発表されました。トロント大学による調査です。人気アプリを複数調べたところ、従来型の歩数計に比べてデータが不正確でそのエラーの発生率は受け入れがたいとしています。
レポートの中で、医療目的で生活に取り入れるのに不適切だと名指しされたのは、Runtastic、Moves、Accupedoの3つ。これらを33ドルで販売される歩数計と比較した結果、歩数計が測るデータのほうが、プラスまたはマイナス5%正確でした。
一番シンプルなテストは、被験者が普通のスピードで20歩歩いたものを記録したもの。歩数計が歩数を正確に記録したのに対して、アプリの正確性はというと、Runtasticは10%多くカウントし、AccupedoとMovesはそれぞれ約25%と30%低くカウントする結果になりました。
スマートフォンアプリでエラーが発生する確率は6.7%。スマホの奥深くに内蔵された加速度計に頼ること、またデバイスを混乱させる要因にはGPSもあることがわかりました。あるケースでは、GPSのモーションを歩いていると勘違いし、ゆっくり走る車のなかで歩数のカウントが上がったと言います。
これよりさらに不正確だと指摘されたのが、スマートバンドやフィットネストラッカーです。例えば、Fitbitなどでエラーが発生する確率は最大22.7%であると報告しています。
via. Business Insider
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