Sportifyを兼ね備えたSamsungの最新ワイヤレス・イヤフォン「Galaxy Buds+」の魅力

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Image Credit: Khari Johnson / VentureBeat

※本記事は提携するVentureBeat「 Galaxy Buds+ with Spotify is good, but it could be great」の抄訳になります。

Samsungは、AppleのAirPodsに対抗する最新型ワイヤレス・イヤフォン「Galaxy Buds+」の発売開始と同時に、サンフランシスコのパレス・オブ・ファイン・アーツにて、同プロダクトの公開イベントを実施。同イヤフォンの特徴は、低音再生用のサブウーファーが搭載され、昨年発売された初期型のGalaxy Budsの倍近くのバッテリー容量を持っている点。

Galaxy Bud+は、先週火曜(※原文掲載時は現地時間の2月14日)から米国で販売開始された。金額は$149で、また音楽配信サービス「Sportify」がデフォルトでインテグレートされているという。 Galaxy Buds+のタッチパッドを1秒押すと、トラックの再生やオススメの楽曲を聴くことができる。

また、同社は最新型の折りたたみ可能スマート・フォン「Galaxy Z Flip」や「flagship S20 smartphone」の最新モデルも発表した。同プロダクトは、複数アングルからの撮影を可能にしたAI搭載カメラや、画面分割を可能にする主要機能Flex Modeなど、驚くような新機能を複数搭載している。ただ、それらと比較しても、Galaxy Buds+はSportifyをデフォルトで利用可能な点でやはり魅力的である。

初期のテストでは、Galaxy Buds+のアルゴリズムが、ユーザーが数週間以内に頻繁に聴いた曲を基に、12程度のプレイリスト及びアルバムを選定し、順に推薦するということが分かっており、オススメの半分以上は「Daily Mixes」上で聴くことができるという。なお、パーソナライズ・プレイリストである「Daily Mixes」の提供が開始されたのは2018年で、ユーザーの利用頻度にもよるが、同プレイリストは毎日変更される仕様になっている。

Sporifyのインテグレーションは、Galaxy Puds+の利用を大きく促すと予測される。たった一度のタップだけで、ユーザーは簡単に好みのジャンルの楽曲を聴き始めることができる。音楽好きな人や、新しい楽曲探しに夢中な人達にはたまらない機能に違いない。ただユーザーによっては、日常的に聴く音楽に偏りが生じる懸念もあると言われているようだ。

Daily Mixesと最近聴いた6つのアルバム及びプレイリストのデータによって、SportifyとGalaxy Puds+はユーザーの楽曲選びをアルゴリズミックに洗練させることができる。しかし同機能は、好みの音楽ばかりをループするだけではなく、ユーザーが普段は聴かないような新しい楽曲・ジャンルの発見に役立った場合に、より一層興味深いかもしれない。将来的には、そんな画期的な機能の実装が待たれる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

 

 

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