ブロックチェーン・プラットフォーム開発の「ToposWare」は5月11日、シードラウンドとして1億9700万円の第三者割当増資を4月30日までに完了したと発表している。出資したのは個人投資家としてマネックスグループの松本大氏、ミクシィの笠原健治氏、その他個人投資家、およびデジタルハリウッドなどの事業会社としている。出資者の詳細や出資比率などは公表していない。
ToposWareは高度な情報セキュリティを求める行政機関・企業・個人に向け、次世代のデータプラットフォームとなるブロックチェーンを開発しているスタートアップ。暗号資産の決済だけでなく文字列やファイルなどの多様なデータを対象に、改ざん耐性とデータプライバシー(秘匿性)を提供する。なかでも「ゼロ知識証明」という知識を送信せずにその知識を保有していることを証明する暗号論的手法も活用し、強固なデータ秘匿性を提供することを特徴としている。
ToposWareは、今回の調達資金により開発を推し進め、2020年内でのソフトウェアのリリースと法人との実証実験の実施を計画しているという。
via PR TIMES
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