ノンデスクワーカー向けクラウド「カミナシ」第一興商が導入、年1,000時間の業務効率化に #IVSPRWeek #IVS2023

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ノンデスクワーカー向けクラウドを提供するカミナシは6月29日、カラオケを中心とした音楽エンターテインメント企業の第一興商への導入事例を公表した。今回の導入試算では、第一興商のフランチャイズ(FC)店舗管理業務が効率化されることで、年間約1,000時間の業務時間が削減されるとのこと。

カミナシは作業チェックなど現場の業務フローをノーコードでデジタル化する現場DXプラットフォーム。作業チェックや報告書などの現場管理業務をデジタル化し、クラウドでデータを一元管理する。また、現場の声や意見を収集し、フィードバックや改善策を提案してくれる。製造や飲食、小売、物流など7,000箇所以上の現場のDXで利用が進む。利用料金は10アカウントで月額6万円から。

IVSのプレスセンターで会見したカミナシ広報の宮地正惠氏

第一興商でカミナシ導入以前は、スーパーバイザー(SV)が月に一度、各FC店舗へ出向いて運営指導やミーティングを行う「臨店」という業務を行い、その資料や記録は全て紙で本部で管理されていた。この結果、大量の書類とファイルが事務所内に保管され、またSVは臨店時の記録をエクセルに転記したり本社へ返送したりするなどの付帯業務に対応していた。

カミナシの導入により、これらの付帯業務がデジタル化され、臨店業務にかかる時間が1日から半日に短縮された。本部とSV双方の業務時間が合計で年間約1,000時間削減されたという。さらに、本部とSVがリアルタイムで各店舗の状況を把握できるようになったことで、業務効率化が進んだ。

第一興商は、全国で約560店舗の直営カラオケボックス「カラオケ ビッグエコー」を運営し、全国62カ所にフランチャイズ(FC)店舗「カラオケ CLUB DAM」を展開している。近年、業務効率化と省人化のためにデジタル化の取り組みを進めており今回の導入はその一環として行われた。

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