天然水ブランド「みずのみず」、経営者のための水「みずのみず for CEO」を限定1200本でローンチ #IVSPRWeek #IVS2023

SHARE:

#IVSPRWeek はスタートアップカンファレンス「#IVS2023」とプレスリリース配信サービスのPR TIMESが企画する「Startup!PR Week」参加企業による新製品情報。同社のプレスリリースはこちらから

ニュースリリース:天然水ブランドスタートアップ みずのみず は経営者のための水「みずのみず for CEO 06:01 Work & Sports」をローンチした。限定1200本のみ、同社の直販サイトで販売される。価格は、1セット24本14,400円(税込)。売上の一部は、水に恵まれない子供たちを支援するためにNPO法人ウォーターエイドジャパンを通じて寄付される。また、同社の公式アンバサダーとして、カリスマサーファーの大橋海人プロが就任したことも明らかになった。

この製品のベースとなる天然水は、富士山の高濃度バナジウム軟水だ。富士山の雨や雪が数百年かけて地下に流れ、高濃度のバナジウムを含むミネラル豊富な天然水となる。工場独自の技術で作られたウルトラファインバブル99.8%の超微小気泡を含み、1リットルあたり500億のウルトラファインバブルと溶存酸素70.0㎎/ℓ(製造時)を提供する。溶存酸素が高いことで体に浸透しやすく、人体では体内血流の改善・植物では成長促進効果などが報告されているという。

同社では、大量なタスク、大きな責任、メンタルヘルスにも寄与するスポーツ、トレーニング、会食の多い毎日の体調管理など、CEO が日頃抱えるさまざまな戦闘力が必要なシーンで活躍するための製品として開発した。製品名に Works & Sports とある通り、仕事では、プレゼン、経営会議、株主総会などの重大ミッションの前後、スポーツでは、マラソン、トライアスロン、サーフィン、ジムトレーニング、ゴルフ後の重役会議などを想定しているという。

みずのみず は、ソフトバンクやオープンエイトに勤務経験のある小寺毅氏により、2022年1月に創業(当時の社名はボーアンドベル・ジャパン)。日本の天然水のブランド価値向上を志にかかげ、バナジウムが多く含まれる天然水など、ユーザが飲用するシーン別、目的別に3種類の天然水の販売を2022年10月に開始した。2022年10月には、FUNDINNO でのクラウドファンディングを実施し投資家から資金を調達している。

話題のポイント:水に含まれるミネラル成分の含有量に合わせて、さまざまな日常のシーンや機能性を訴求してきた天然水ブランド「みずのみず」。疲れた時や運動時には、ついついスポーツドリンクなどに手を伸ばしてしまいがちですが、スポーツドリンクでは体内に摂り入れたいミネラル成分以外に、糖質などを必要以上に摂取してしまうリスクがあるので、天然水のメリットは大きいと言えます。また、純水に比べ、ミネラル成分に含まれる電解質の作用により、細胞が水分を取り込みやすくする効果も期待できます。

日本は水資源が豊富であり、水道水は日常的に飲める基準を満たしているため、その結果、水に対してブランディングするという意識は希薄でした。その結果、ミネラルウォーターの消費量は先進国で最も低く、天然水や水道水を扱う、いわゆる〝水メジャー〟はフランスの企業が独占している状態にあります。目の前に豊富にあり過ぎて、日本人には価値を感じにくい水に、さまざまな価値とブランディングを付加し、世界市場へ打ってでようとする みずのみず の今後に注目したいと思います。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する