波動制御技術のピクシーダストテクノロジーズ、NASDAQに上場へ

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Image credit: Pixie Dust Technologies

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

独自の波動制御技術「HAGEN(波源)」を活用した革新的な製品とメタマテリアルの商業化に注力するピクシーダストテクノロジーズは1日、アメリカの NASDAQ に上場すると発表した。ティッカーシンボルは PXDT。

具体的には、IPO により1,666,667株の米国預託証券(ADS)を1ADS あたり9.00ドルの価格で発行することを決定した。この ADS は、同社の普通株式1株を表す。上場はアメリカ東部標準時の8月1日に NASDAQ で取引が開始される予定だ。

この株式公開により、純収入として約1,380万米ドルが見込まれており、主に技術や関連製品の開発・商業化、運転資本、一般的な企業目的に資金を使用する予定だ。Bloomberg の Web サイトには、すでにピクシーダストテクノロジーズの株価表示画面がスタンバイされている。

さらに、引受証券会社に対して最大250,000ADS を追加で購入するためのオーバーアロットメントオプションを45日間付与している。このオプションが行使される場合、引受手数料を差し引いた価格で250,000株の普通株式を追加で発行する予定だ。

ピクシーダストテクノロジーズの創業は2017年5月。筑波大学准教授の落合陽一氏と戦略コンサルなどで活躍した村上泰一郎氏が代表取締役を務める。

同社はこれまでに、2017年11月に6億4,500万円、2019年5月にシリーズ B ラウンドで38億4,600万円、2022年10月にシリーズ C ラウンドで約21億7,000万円を調達した。

これまでの投資家には、インキュベイトファンド、東北大学ベンチャーパートナーズ、塩野義製薬(東証:4507)、鈴与、乃村工藝社(東証:9716)、Axiom Asia、INCJ、SBI インベストメント、凸版印刷(東証:7911)、SMBC ベンチャーキャピタル、価値共創ベンチャーファンド(NEC キャピタルソリューションとベンチャーラボインベストメントが運営)、みずほキャピタル、KDDI Open Innovation Fund(KDDI とグローバル・ブレインが運営)、K4 Ventures、第一生命保険、電通などがいる。

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via PR TIMES   Summarized by ChatGPT

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