ピクシーダストテクノロジーズが約48.5億円の資金調達、技術ポートフォリオの拡充を図る

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デジタルファブリケーションや人工知能技術を用いたソリューションの共同開発を手がけるピクシーダストテクノロジーズは5月23日、ベンチャーキャピタルおよび事業会社を引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達ラウンドはシリーズB。

同ラウンドに参加したのはINCJ、SBIインベストメント、凸版印刷、SMBCベンチャーキャピタル、価値共創ベンチャーファンド(NECキャピタルソリューションおよびベンチャーラボインベストメントが運営)、みずほキャピタル、KDDI Open Innovation Fund(グローバル・ブレインが運営)、K4Ventures、第一生命保険、電通。株式により調達した資金は38億4600万円。

また同社は商工組合中央金庫上野支店との間で、期限一括償還型の融資契約を結んでおり、10億円の資金調達を約束している。これが全額実行された場合、同社が調達できる資金は総額で48億4600万円となる。

今回の調達でピクシーダストテクノロジーズは独自の波動制御技術「HAGEN(波源)」を中心に進めるソリューションの共同開発を推進するため、人材の獲得、研究開発の設備投資、知財戦略への投資を実行し、技術ポートフォリオの拡充を図る。

ピクシーダストテクノロジーズの創業は2017年5月。筑波大学准教授の落合陽一氏と戦略コンサルなどで活躍した村上泰一郎氏が代表取締役を務める。

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