ANRI、投資育成プログラム「ANRI VORTEX」をローンチ——G向け採用支援のパブリックコネクト、感情可視化のe-lamp.を採択

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ANRI のインキュベーション施設「CIRCLE」
Image credit: Anri

ベンチャーキャピタルの ANRI は1日、同社初の投資プログラムとして「ANRI VORTEX」を開始したと発表した。採択企業は、ANRI から3,000万円の出資と、 インキュベーション施設「CIRCLE by ANRI」への⼊居、その中でのネットワーキング、ANRI 担当者による継続的な⽀援が提供される。

ANRI VOETEX の第1期には、官公庁・⾃治体の⼈材採⽤サービスを展開するパブリックコネクトと、⽣体情報を活⽤して「感情の可視化」を⽬指す e-lamp. の2社が採択された。

パブリックコネクトは、官公庁や公務員などの公共を⽀える存在と、⼈や企業を繋ぐことで、公⺠の隔たりをなくし、公共の新たな可能性をひらくことを目指して2023年8⽉から「PUBLIC CONNECT」を開始する。官公庁の採⽤の新しいスタンダードとなるサービスだ。

e-lamp. が開発中のイヤリング型脈拍フィードバックデバイス「e-lamp.」は、慶應義塾⼤学の⼼理学・感性⼯学研究を起点として2020年に着想した製品だ。2023年4⽉に、e-lamp. ONE を発売した。同社は、感情と関連性の⾼い「⽣体情報」を可視化し共有する体験を提案している。

ANRI は2012年の ANRI 1号ファンド設⽴より、シードに特化してスタートアップへの投資を実施してきた。現在5つのフラッグシップファンドと脱炭素に特化した「ANRI GREEN ファンド」を運営し、累計 AUM は約700億円に達している。

via PR TIMES

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