CyberKongzのNFTコレクション「Genkai」、Sky Mavisのプラットフォーム上でミントとゲーム開発へ

人気ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity」のクリエイター Sky Mavis は、Ethereum ベースの NFT トークン「CyberKongz」と提携した。

この提携により、Genkai NFT のミントが Mavis マーケットプレイスでローンチされ、Play & Kollect ゲームは Sky Mavis のプラットフォーム「Ronin」へ移行し、Genkai をフィーチャーしたゲームの開発が行われる。

Genkai のミントはアニメにインスパイアされたアートコレクションであり、CyberKongz のの次期バージョン IP である。ミントは2023年7月27日午前9時（アメリカ太平洋標準時）に開催され、4,000枚の Genkai が Mavis マーケットプレイスを通じて Ronin プラットフォームで、16,000枚の NFT がイーサリアムメインネットで利用可能になる。

帰ってきたことを祝う一環として、Sky Mavis は Mystic Axie 保有者に対し、所有する Mystic Axie 1つにつき Genkai NFT を1つ贈呈する。すべての Ethereum Genkai ホルダーには、将来 Ronin に移行するオプションがある。Sky Mavis にとって、これは PFP プロジェクト以上のものとなり、NFT の実用性を高めることにつながる。

この提携は、Roninをブロックチェーンゲームの業界標準にするという Sky Mavis の野心に基づくものだ。Web3 の大きな NFT プロジェクトの1つと協力することで、Sky Mavis は、大きなユーザベース、コミュニティ所有のプロトコル、アプリケーション、深い資産の流動性を共有するゲームエコシステムを作成することを目指す。

Sky Mavis はまた、ゲーム文化を超えた IP を創造する戦略を展開し、CyberKongz の最新の IP の拡張を Genkai のミントを通じて増幅させている。

CyberKongz の創設者でアーティスト Myoo 氏は声明の中で、次のように語った。

Sky Mavis と提携することで、既に確立されたゲームエコシステムを加速させるユニークな機会に乗り出すと同時に、ホルダー基盤の拡大を可能にします。

Genkai は、私が CyberKongz のために作成した最初の非ピクセルアートワークであり、東南アジアと日本の市場に私たちの IP を拡大するプロジェクトとして、私たちの成長を表しています。

さらに、CyberKongz は Ronin と協力して Genkai をフィーチャーしたゲームを開発する予定です。この野心的なベンチャーは、ゲーム化された方法で Web3 IP のパラダイムを変えようとしています。

Genkai ミントは、CyberKongz の ERC-721x スマートコントラクトを利用し、ブロックチェーンゲームプロトコルのシームレスな取引を可能にし、より強固なセキュリティを実現する。ERC-721x により、ユーザはトークン標準のロックレジストリを利用して NFT を「ロック」することができ、資産が許可なく移動されるのを防ぐことができる。

ロックされた NFT は「ステイクレスステーキング」に参加することができ、ロックレジストリを使用して保持されている間に報酬を蓄積することができる。

CyberKongz はまた、その最初の革新的なユーティリティプロジェクト「Play & Kollect（お気に入りの NFT を見つけ、ミントし、収集するための完全なオンチェーンエクスペリエンス）を、コアゲームコミュニティにアクセスするために、Polygon から Ronin に移行している。Sky Mavis は、Ronin はゲームに焦点を当てており、その無視できる手数料は、他のブロックチェーンに付随する高騰したガス料金なしで何百万ものマイクロトランザクションを可能にするため、この動きは重要であると述べた。

CyberKongz の Genkai コレクションは、日本の民間伝承から描かれた漫画やアニメにインスパイアされており、そのスタイルは、東南アジアや日本市場に IP を拡大するというプロジェクトの目標をサポートしている。Sky Mavis との提携は、ゲームエコシステムを加速させるユニークな機会を提供すると同時に、ホルダー層の拡大を可能にする。