不動産ビッグデータ活用のマーケSaaS「R.E.DATA Plus」がローンチ——HIRAC FUNDのリードで4.5億円調達も

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「R.E.DATA Plus」
Image credit: TRUSTART

不動産ビッグデータサービスを提供する TRUSTART は2日、直近のラウンドで4.5億円を調達したと発表した。このラウンドは HIRAC FUND がリードし、三菱 UFJ キャピタル、mint、日本ベンチャーキャピタル、アイザワ・インベストメンツ、ウエルインベストメントが参加した。

これより前、TRUSTART は Global Catalyst Partners Japan から調達しており、TRUSTART の累積調達額は6億円に達した。

TRUSTART は、日本全国から多様な不動産ビッグデータを収集し、新規見込客へのダイレクトアプローチや法人・個人のプロファイリングを可能にするサービス「R.E.DATA」を、不動産、金融、インフラなど幅広い業界に提供している。

「R.E.DATA 建物」では建物情報に特化し、「R.E.DATA 定期便」では特定の条件に該当する登記異動情報を毎月提供し、「R.E.DATA モニタリング」では特定の不動産に対して登記異動があった場合に毎月通知するサービスも提供されている。

TRUSTART は今回の調達とあわせ、不動産ビッグデータを搭載した「R.E.DATA Plus」をローンチした。このサービスでは、不動産の異動情報をユーザ自らが自由に選択して閲覧でき、新規顧客獲得や既存顧客プロファイリングに活用できる。

TRUSTART では、不動産会社、金融機関、士業、リユース会社、インフラ会社、データ取扱会社などの利用を見込んでいる。同社では今回調達した資金を使って、「R.E.DATA Plus」の開発、人材採用を通じた組織強化、アナログ不動産情報のデータ化範囲の拡大を行うとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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