本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから

サービス概要：東工大発ベンチャーであるGoMAが開発するのは、CRMの運用支援を行うSaaS「Grooby」。SalesforceやHubSpotなどのCRMに蓄積されたデータをGroobyと連携させ、電子クーポンやスタンプカードといったマーケティングオートメーションを実現します。年齢や性別、店舗といったセグメントごとに会員を分類するといったこともできて、施策実行後にはコンバージョンデータやアクティブユーザーに関するデータを表示したりして、CSVで出力して別の分析に利用するといった使い方も可能です。

Monthly Pitch編集部はココに注目：テナントを保有しているBtoC企業やECサイトで商品を販売する企業には、カスタマイズ性の高いシステムを短期間・低価格で運用し、もっと顧客データを活用したリアルタイム経営を実現したいというニーズがあります。というのも、現在はPOSシステムなどの基幹システムとCRMのデータを結合して運用している会社が多く、BIツールが企業の担当者レベルの方が現場で運用しづらいというような状況になっているからです。そこでGroobyは、CRMデータを連携し、担当者が使いやすいBIツールを提供し、上記問題の解決を図ろうとしています。

例えばGroobyの顧客である某フィットネスクラブには、物理からデジタル会員証に移行したいというニーズがありました。Groobyはそれに対し種々の施策を打ってエンドユーザーへの動機づけを行うことで、結果として既存のウェブ施策と比較して7倍のエントリー者数獲得に貢献しました。

GoMAはSaaSプロダクトに加えコンサルティングも併せて提供することで、短期間・低コストなリアルタイム経営を実現するCRMの運用を総合的に支援します。