ファンクラブのプラットフォーム「FAM」を運営するNagisa、4億円をシリーズA調達

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「FAM」の web サイトから
Image credit: Nagisa

Nagisa は4日、シリーズ A ラウンドで4億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、W fund、mint、マネーフォワードベンチャーパートナーズ(HIRAC FUND)。Nagisa にとっては2014年5月、2015年4月に続く資金調達だ。なお、Nagisa は2020年10月にメディア・ドゥ(東証:3678)により子会社化、その後、2023年1月に MBO している。

Nagisa はタレントやクリエイターとファンをつなぐオールインワン・ファンクラブ・プラットフォーム「FAM(ファム)」を開発・提供している。誰でも簡単にノーコードでファンクラブを作成することができ、動画配信、ライブ配信、ブログ等のファンクラブ運営に必要な機能が無料で利用できる。

SNS の登場でタレントとファンとの距離が縮み、ファン同士が新たな結びつき、交流、コミュニケーションが活発となっている。タレントとファンをつなぐコミュニケーションツール、マネタイズツールの需要が拡大している中で、それらを支えるサービスとして、Nagisa では FAM を2022年7月にローンチした。

Nagisa は、KDDI やネットエイジ(現ユナイテッド)出身の横山佳幸氏(現代表取締役)が2010年5月に創業。当初はメッセージングサービス「Balloon」を展開し、2012年10月にはニッセイ・キャピタルから約1億円の資金調達を実施した。その後、「Kame Camera 」、日記アプリ「Livre」、アイドル育成ゲーム「49人目の少女」、マンガ事業を手掛けた。これまでに開発したアプリの累計ダウンロード数は4,000万件を超えている。

via PR TIMES

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