決済手段や通貨を問わず、海外取引先との入出金を一元管理「RemitAid」/Monthly Pitch! スタートアップの扉

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小川裕大さん

本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから

サービス概要:企業間海外決済プラットフォーム「RemitAid」を運営するのは、RemitAid。RemitAidは多様なデジタルペイメントをアグリゲーションするサービスで、これを使えば企業は、決済手段や通貨、国を問わず、一元的に債権・決済の管理ができるようになります。

RemitAidの使い方は以下の通り。まず、日本のサプライヤーがインボイスナンバーと紐づけた決済情報ページを作成し、URLとQRコードを取得。これをインボイスと一緒にバイヤーに送付し、バイヤーは決済をします。日本のサプライヤーは決済が行われたか否かを一覧で確認可能。決済情報はリアルタイムで反映され、為替情報や費用が一目でわかるようになっています。もちろん、期間や日付で絞ったり、CSVでダウンロードしたり、サービス内での情報の突合も可能。現在はクレジットカードにのみ対応していますが、今後銀行振込や中国系の決済にも順次対応予定です。

Monthly Pitch編集部はココに注目:外貨獲得は日本の重要テーマです。農林水産省は農林水産物の輸出を2030年までに5兆円にすることを目標に掲げ、経済産業省は中小企業1万社の輸出支援をしようとしています。ただ、海外と取引する上で大きな課題となるのが、決済や債権の管理。RemitAidの顧客の中には、海外企業からの入金の確認に毎日2〜3時間を費やしている会社もいるそうです。

なぜこのようなことが起きるのか。理由の1つに、銀行入金の確認には、銀行の海外取引用のポータルサイトからデータをPDFで一つずつダウンロードして目視でチェックしなければならないことが挙げられます。PDFのデータをCSVにして一括ダウンロードすることもできません。現代では決済手段も増えているので、すべてに手作業で対応していては、ますます煩雑性が高まってしまいます。この問題を解決するのがRemitAid。トラクションは順調に増加中で、先行指標についても良い結果が現れているようです。

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