ブランド・事業者向け商品画像自動生成サービス「Fotographer.ai」を提供する Fotographer AI は6日、総額1.4億円を調達しシードラウンドをクローズしたと発表した。このラウンドには、昨年12月に発表した三井住友海上キャピタル、ANOBAKA、みずほキャピタルに加え、新たに農林中金キャピタルが参加した。

これは同社にとって、2023年7月に明らかにしたプレシードラウンドに続くものだ。ANOBAKA は、プレシードラウンドに続くフォローオンでの参加。今回調達した資金は Fotographer.aiの機能拡充とマーケティングへの投資、採用・組織体制の強化に充てられる。また、農林中金キャピタルとの協業を通じて、EC領域におけるさらなる事業拡大を目指す。

Fotographer.aiは、EC事業者や広告クリエイティブ関係者をターゲットに、生成AIを活用した商品画像を生成するサービス。このサービスは、キャンペーンやシーズン用の画像を迅速に作成し、ブランド特有のスタイルを学習する独自AIでクリエイティブ提案を行う。

主要機能には、多様なテンプレートでの画像作成、写真への素材追加、テキスト追加機能、及び画像編集のAIレタッチ機能がある。商品画像の作成にかかる時間とコストを削減し、EC販売でのコンバージョンレートの向上を目指している。

また、同社は先月29日に「カラーミーショップ byGMOペパボ」のアプリストアでサービス提供を開始するなど、ECカート事業者のビジネス成長サポートを行なっている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT