ブランド・事業者向けに商品画像の自動生成を可能にするサービス「Fotographer.ai」を提供するFotographer AI（旧 NectAI）は19日、シードラウンドの1st クローズで1.1億円を調達したと明らかにした。このラウンドに参加したのは三井住友海上キャピタル、ANOBAKA、みずほキャピタル。

これは同社にとって、7月に明らかにしたプレシードラウンドに続くものだ。ANOBAKA は、プレシードラウンドに続くフォローオンでの参加。今回調達した資金は Fotographer.ai の機能拡充、人材獲得に投資され、同社はさらなる事業拡大を目指す。

Fotographer.ai は、EC 事業者や広告クリエイティブに携わる方向けにサイト内やマーケティングで使用する商品画像を自動生成できるサービスだ。キャンペーンやシーズンごとで撮影が必要になるサイト内や広告の商品画像を、ジェネレーティブ AI を用いて生成できる。

商品の画像をアップロードし、作成したい商品のイメージを文字で入力するかテンプレートを選択するだけで短時間で加工できる。また、花や果物、土台や手など、素材を自由に配置し、思い通りの構図で商品画像を作成することもできる。

Fotographer AI は Stability AI Japan によるスタートアップ支援プログラムの1社目として採択され、統合コマースプラットフォーム「ecforce」との連携を発表している。

via PR TIMES