製造業向け図面管理システム「ズメーン」運営、ジャフコから9億円をシリーズA調達

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Image credit: Fact Base

図面管理システム「ズメーン」を提供する Fact Base は5日、シリーズAラウンドでジャフコグループ(東証:8595)から9億円を調達したと発表した。同社は、今回の資金調達により、製造業現場のデジタル化を推進するべく、更なる事業拡大を目指す。

ズメーンは、製造業に特化したクラウドベースの図面管理システム。このサービスは、図面と関連書類をクラウド上で紐づけて一元管理できることが特徴であり、ユーザはいつでもどこからでもアクセス可能。システムは月額制で提供され、特殊なソフトウェアや機器の導入が不要であるため、スムーズな導入が可能となる。また、パソコンだけでなくスマートタブレットやスマートフォンにも対応している。

ズメーンの機能には、図面に関連するデータや情報の共有、アカウントごとの閲覧可能情報や操作可能な処理の権限設定などがある。これにより、必要な情報の効率的な伝達と共有、そして重要な情報の漏えいリスクの回避が可能だ。さらに、過去の類似図面を簡単に検索できる機能や製造現場のノウハウを蓄積する機能も搭載されており、見積業務から生産管理、製造、品質管理まで、図面データを活用して業務の効率化を図ることができる。

Fact Base は、一気通貫のセールス体制を取っており、全社員がアポイントから商談、アフターサポート、プロダクトサイドへの意見立案までを担当している。同社は、今回の資金調達を受け、IPO に向けた経営基盤の強化、国内拠点の増設とグローバル市場への進出、セールスに重点を置いた新規採用の強化、そしてプロダクト開発及び強化を進める。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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