医療製品開発特化の人材プラットフォーム「xCARE」、1.3億円をプレシリーズA調達——欧米向け事業展開など強化

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Image credit: xCARE

医薬品・医療機器業界の開発・事業化フェーズに特化した専門家プラットフォームを展開する xCARE(クロスケア)は13日、プレシリーズ A ラウンドで1.3億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、ANRI、サイバーエージェント・キャピタル、プライマルキャピタル、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ。

これは同社にとって、2022年5月に明らかにしたシードラウンドに続くものだ。プライマルキャピタルは今回、シードラウンドに続くフォローオンでの参加。xCARE では、今回の調達を受けて、同社プラットフォームのマーケティングやブランディング、北米やヨーロッパでの事業展開を強化する。

xCARE は2022年1月の創業。医療製品の開発が大手企業からベンチャーへ移行する中で、ベンチャー企業にとっては人材の確保が重要になる。しかし、医療製品の開発における一つ一つのプロセスに求められるスキルは一過性で専門性が高いため、社員として正規雇用するにはベンチャーには負担が大きい。

xCARE では、大手企業の定年退職者、副業、フリーランスで仕事したい人と、医療製品開発分野のベンチャー企業をマッチングする。登録された人材は、世界中のバイオベンチャーや医療機器メーカー、アカデミアなどの医療製品開発に関与する機会を獲得できる。

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via PR TIMES

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