ネイリストに直接予約ができるアプリ「Nailie（ネイリー）」を提供するネイリーは3日、シリーズ B ラウンドで8.2億円を調達したと発表した。

このラウンドにはニッセイ・キャピタル、SMBC ベンチャーキャピタル、POLA ORBIS CAPITAL、THE SEED、ベクトル（東証：6058）、その他名前非開示の個人投資家らが参加した。今回の調達を受けて、ネイリーの累積調達額は13.2億円に達した。

これは同社にとって、2020年11月に実施した調達に続くものだ。

Nailie は、ネイリストが投稿した190万枚以上のネイル画像からデザインを探し、気に入ったネイリストに直接予約できるアプリである。事前にクレジットカードを登録することで、アプリ内で予約から決済までを簡単に完結することが可能であり、後払い決済の atone も利用できる。

また、Nailie はネイリストが自分の個性やスタイルを発信するためのプラットフォームとしても機能する。ネイリストは、価格競争に巻き込まれることなく、自身の魅力をアピールすることができるという。これにより、ユーザーは価格だけでなく、ネイリストの技術やデザインに基づいて選択できるため、より満足度の高いサービスを受けられるようになる。

さらに、Nailie はネイルサロン運営に必要な機能を提供しており、スマートフォン一つで集客、予約管理、決済、売上管理、顧客管理などの業務を一元管理できる。このシンプルさと利便性が、多くのネイリストに支持され、現在同アプリは累計ダウンロード数200万件に達し、全国の30,000人以上のネイリストに登録されているという。

ネイリーは今回の資金調達を受け、マーケティングの強化、プロダクトの改善、事業成長のスピードアップを図るための内部体制の強化や人材採用を進める予定である。同社は今後も、様々なシーンのネイリストが個性を発信できる世界の実現を目指すとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT