衛星データの高速転送を目指す「Skygate」開発、慶應イノベーション・イニシアティブが出資

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人工衛星関連テクノロジーを手がけるスカイゲートテクノロジズは8月26日、慶應イノベーション・イニシアティブを引受先とした第三者割当増資の実施を公表した。増資の実施は8月で、調達した資金は非公開。調達した資金で人工衛星からデータを高速受信できるクラウド地上局プラットフォーム「Skygate」の開発を進める。

スカイゲートテクノロジズの創業は2020年2月。Skygateは衛星から地上のパブリッククラウドへデータ転送を可能にするインフラサービス。同社リリースによると従来比で10倍以上の2Gbps以上の大容量通信に対応し、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform(GCP) などのクラウドに統合が可能。これにより、これまで衛星で撮影した写真など、撮ってから数時間から数日かかっていたデータ転送の速度短縮や各種効率化が期待される。地球周辺にある人工衛星は4,500基あり、ビッグデータビジネスを中心に商業利用が進んでいる。

via PR TIMES

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