運動データを計測し健康に向けたコーチングをしてくれるスマートな靴のソール「SmartMove 」

SHARE:


SmartMove

人の活動データをいかに集めるか、ということに多くの注目が集まり、様々なウェアラブルデバイスが登場してきている。身体のどこにトラッキングのためのデバイスを装着するかでいくつかの種類に別れるわけだが、靴のソールで計測するものがある。

SmartMove」は靴のソールにセンサーを入れ、ユーザが立っているのか、座っているのか、歩いているのか、走っているのか、自転車に乗っているのか、といったユーザの行動データを把握することを可能にするデバイス。

39dfd5c4-0da1-47a5-aadf-071cd16109cc

「SmartMove」はNational Institutes of Health(NIH)とNational Science Foundation(NSF)からの資金調達を受けて開発した特許技術を用いられているという。

SmartMove

「SmartMove」は、iPhoneとAndroidの両方のアプリに対応しており、リアルタイムに個人に最適化されたコーチングを行う。運動データを把握し、より健康になるためには何が必要なのかを教えてくれる。

現在、「SmartMove 」はクラウドファンディングサイト Kickstarter で資金調達を行っている。目標金額10万ドルに対して、1万5千ドルほどを集めている。残りの掲載期間は36日。以下はプロジェクトの紹介映像。

室内でも靴を履いている時間が長い文化圏であればこのデバイスは一般人向けにもなる可能性がある。だが、日本のような靴を脱ぐことの多い地域では運動データをしっかり把握するのは難しいかもしれない。アスリート向けに運動時のデータを計測するのには使えそうだ。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する