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360 Finance(360金融)、ソーシャルeコマースに進出へ——Pinduoduo(拼多多)などと競合か

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中国のフィンテック会社 360 Finance(360金融)は、同国のソーシャル e コマース業界の進出に向け、準備を進めている。ソーシャルeコマースは Pinduoduo(拼多多)、Alibaba(阿里巴巴)、JD.com(京東)など大手企業を筆頭に競争が激化している分野である。 Ebrun(億邦動力)が入手した投資情報によると、360 Financeは生鮮食品、家電製品、電子機器など幅広い商品…

中国のフィンテック会社 360 Finance(360金融)は、同国のソーシャル e コマース業界の進出に向け、準備を進めている。ソーシャルeコマースは Pinduoduo(拼多多)、Alibaba(阿里巴巴)、JD.com(京東)など大手企業を筆頭に競争が激化している分野である。

Ebrun(億邦動力)が入手した投資情報によると、360 Financeは生鮮食品、家電製品、電子機器など幅広い商品を扱う共同購入型プラットフォームをローンチする予定だという。サービス開始は早ければ3月1日になる見通しだ。

360 Finance からはすぐにコメントを得ることができなかった。

同社は、リスクが低くサービスの行き届いていない債務者に消費者金融のデジタル商品を提供することに注力している。約8,000万人の登録ユーザを擁し、12月には NASDAQ にデビューを果たした

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ユーザが共同で購入することで商品やサービスを低価格で提供できるソーシャル e コマースプラットフォームは、下級都市や農村地域に住む消費者をターゲットにしている。Tencent(騰訊)の支援を受ける Pinduoduo が中心となる同業界は、Taobao(淘宝)、JD.com、Suning(蘇寧)など大手eコマース企業が独自のサービスを展開するなど、競争がより一層激しくなっている。

JD.com は共同購入の人気に対応するため、内部組織の見直しを図った。一連の再編計画が実施された後、ソーシャル e コマース事業部門を最近立ち上げた。一方、オンデマンド型フードデリバリ会社 Meituan(美団)は10月、WeChat(微信)のミニプログラムで共同購入機能を初公開した。

これとは別に、360 Finance は別のソーシャル e コマースプラットフォームにも取り組んでいると伝えられている。Yunji(雲集)や Beidian(貝店)のようなサイトと同様に、同プラットフォームは店舗オーナーに商品を供給し、マーケティング、プロモーション、運営に役立てることを目的としている。

360 Finance は9月、インターネットセキュリティ大手で中国最大級のインターネット企業である親会社 Qihoo 360(奇虎 360)からスピンオフした。Qihoo は以前 e コマースに参入しており、オンライン家電量販店である 360 Mall(360 商城)と e コマース企業にニューリテールテクノロジーソリューションを提供するクラウドプラットフォームを運営している。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

Qihoo360(奇虎)が支援するフィンテックスタートアップ360 Finance(360金融)、アメリカで2億米ドル規模のIPOを申請

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中国のセキュリティ製品プロバイダー Qihoo Technology(奇虎科技)が支援するフィンテックスタートアップ 360 Finance(360金融)は、最大で2億米ドルにのぼる IPO を今年行うために米国証券取引委員会(SEC)に届け出を行った。 2016年7月に設立され、2018年9月に親会社からスピンオフした 360 Finance はデジタル消費者金融プラットフォームである。このプラ…

中国のセキュリティ製品プロバイダー Qihoo Technology(奇虎科技)が支援するフィンテックスタートアップ 360 Finance(360金融)は、最大で2億米ドルにのぼる IPO を今年行うために米国証券取引委員会(SEC)に届け出を行った

2016年7月に設立され、2018年9月に親会社からスピンオフした 360 Finance はデジタル消費者金融プラットフォームである。このプラットフォームでは、優良債務者と十分なサービスを受けられなかった債務者に消費者金融製品を提供する。

このプラットフォームを通じた個人向けローンの貸付は、2018年9月末時点で合計2,250万件にのぼり、金額にして944億人民元(約1.6兆円)になる。

360finance-growth

累積ユーザの四半期平均成長率は、融資限度額の承認が下りたユーザで90.5% 、ローン設定を行ったユーザで80.4%に達している(いずれも同期間の数値)。同社の目論見書によると、未払い融資残高は347億人民元(約5,700億円)を記録している。

同社の最新の計画では、収益の40%をブランドのプロモーションに充てて長期的なブランド確立とマーケティング活動を促進するという。収益の30%は研究開発およびチーム内の人材育成に活用され、残りの30%は管理費や買収計画、戦略的投資などその他の一般的な企業活動に充てられる。

360 Group(360集団)の CEO で、360 Finance の会長でもある Zhou Hongyi(周鴻禕)氏は、同氏の子どもが保有する360の子会社 Aerovane Company Limited を通じて、14.1%の株式を間接的に保有している点も注目に値する。

Qihoo 360 が5年間にわたるアメリカ市場での上場を廃止して、2015年に93億米ドル規模の非上場化計画を立ち上げた2年後に今回の IPO 申請が行われた。同社は、母国でより正当な評価を受けたいと願ってアメリカの証券取引所から撤退した中国テック大手の1つである。同社は2017年11月、裏口上場で中国の A 株に復帰した

360 Finance の IPO は、中国テック企業の IPO 熱が市場全体とともに冷え込む中で行われる。

【原文】

【via Technode】