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モバイルアプリで生活習慣病の治療に挑むキュア・アップ、第一生命保険・森トラストなどから22億円を調達——米国・中国への展開を強化

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疾患治療用プログラム医療機器を開発するキュア・アップは5日、第一生命保険(東証:8750)、森トラスト、コシダカホールディングス(東証:2157)、インテージホールディングス(東証:4326)、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、慶應イノベーション・イニシアティブ、いわぎん事業創造キャピタル、みずほキャピタルから22億円を調達したことを明らかにした。 日経ビジネスによれば、4つの事業会社から19億円を…

Image credit: CureApp

疾患治療用プログラム医療機器を開発するキュア・アップは5日、第一生命保険(東証:8750)、森トラスト、コシダカホールディングス(東証:2157)、インテージホールディングス(東証:4326)、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、慶應イノベーション・イニシアティブ、いわぎん事業創造キャピタル、みずほキャピタルから22億円を調達したことを明らかにした。

日経ビジネスによれば、4つの事業会社から19億円を調達、残り3億円を VC 4社から調達したことになる。これら VC 4社はいずれも、キュア・アップの過去のラウンドにも参加している。キュア・アップにとっては今回ラウンドは、2015年10月に実施した約1億円の調達、2017年2月に実施した3.8億円の調達2018年2月に実施した15億円の調達に続くものだ。累積調達額は約41.7億円となる。

キュア・アップは2014年7月、共に医師である佐竹晃太氏(現 CEO)と鈴木晋氏(現 CTO)が設立した医療スタートアップだ。「アプリが病気を治療する効果を持つ」とされる治療アプリの分野の先駆け的存在だ。慶應義塾大学医学部呼吸器内科との共同開発により、2015年2月にはニコチン依存症治療用アプリ「CureApp 禁煙」をリリース済(現在、薬事申請中)。

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このほか、自治医科大学との共同研究により高血圧治療用アプリを(治験準備中)、東京大学医学部附属病院との共同研究により非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療用アプリ「CureApp 脂肪肝」を(臨床研究中)開発している。これらに加えて、2021年頃までに5製品の臨床試験を開始する計画だ。

同社はかねてよりアメリカ進出を計画していたが、2019年3月にはアメリカ法人 CureApp North America を設立している。今回調達した資金を使って、キュア・アップはプロダクトラインの拡充と、海外法人を通じてアメリカや中国への市場進出を強化したい考えだ。

via PR TIMES

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モバイルアプリで生活習慣病の治療に挑むキュア・アップ、15億円を資金調達——Beyond Nextや慶應IIに加え、事業会社やVC9社から

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疾患治療用プログラム医療機器を開発するキュア・アップは26日、新たなラウンドで15億円を資金調達したと発表した。これは同社にとって、昨年2月に実施した Beyond Next Ventures と慶應イノベーション・イニシアティブ、SBI インベストメントからの3.8億円の資金調達に続くものだ。 今回出資に参加したのは、既存投資家である Beyond Next Ventures と慶應イノベーショ…

Image credit: CureApp

疾患治療用プログラム医療機器を開発するキュア・アップは26日、新たなラウンドで15億円を資金調達したと発表した。これは同社にとって、昨年2月に実施した Beyond Next Ventures と慶應イノベーション・イニシアティブ、SBI インベストメントからの3.8億円の資金調達に続くものだ。

今回出資に参加したのは、既存投資家である Beyond Next Ventures と慶應イノベーション・イニシアティブに加え、伊藤忠商事(東証:8001)、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、CYBERDINE(東証:7779)、第一生命保険(東証:8750)、三菱 UFJ キャピタル、いわぎん事業創造キャピタル、セゾンベンチャーズ、ちばぎんキャピタル、みずほキャピタル。

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Image credit: CureApp

キュア・アップは2014年7月、共に医師である佐竹晃太氏(現 CEO)と鈴木晋氏(現 CTO)が設立した医療スタートアップだ。「アプリが病気を治療する効果を持つ」とされる治療アプリの分野の先駆け的存在で、慶應義塾大学医学部呼吸器内科との共同開発により、2015年2月にはニコチン依存症治療用アプリ(禁煙アプリ)をリリース。

また、東京大学医学部附属病院と共同で、2016年10月からは非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療アプリの臨床研究を開始している。昨年には民間法人向けに「ascure(アスキュア)禁煙プログラム」の提供のほか、生活習慣病やメンタルヘルス対策のプログラム展開にも着手した。

同社では今後、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、順次グローバルにも展開していく予定としている。

via PR Times

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モバイルアプリで生活習慣病の治療に挑むキュア・アップ、Beyond Nextや慶應IIらから3.8億円を調達——禁煙以外の治療アプリにも横展開を強化

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疾患治療用プログラム医療機器を開発するキュア・アップは6日、Beyond Next Ventures、慶應イノベーション・イニシアティブ、SBI インベストメントから総額3.8億円を調達したことを明らかにした。これは同社にとって、2015年10月に実施した Beyond Next Ventures からの約1億円の調達に続くものだ。今回の資金調達を受けて、キュア・アップはモバイルアプリを使った疾患…

Image credit: CureApp

疾患治療用プログラム医療機器を開発するキュア・アップは6日、Beyond Next Ventures慶應イノベーション・イニシアティブSBI インベストメントから総額3.8億円を調達したことを明らかにした。これは同社にとって、2015年10月に実施した Beyond Next Ventures からの約1億円の調達に続くものだ。今回の資金調達を受けて、キュア・アップはモバイルアプリを使った疾患治療に向けて、さらなる研究開発を推進するとしている。

禁煙アプリ

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キュア・アップは2014年7月、共に医師である佐竹晃太氏(現 CEO)と鈴木晋氏(現 CTO)が設立した医療スタートアップだ。「アプリが病気を治療する効果を持つ」とされる治療アプリの分野の先駆け的存在で、慶應義塾大学医学部呼吸器内科との共同開発により、2015年2月にはニコチン依存症治療用アプリ「禁煙アプリ」をリリース。その後も多くの医療施設で臨床実験が進められている。

キュア・アップは、経済産業省主催のイノベーション創出プログラム「飛躍 Next Enterprise」に採択されており、CEO の佐竹氏は同プログラムのシリコンバレー派遣コースのためサンフランシスコ市内に滞在中だったが、同社の今後の展開について THE BRIDGE からのインタビューに答えてくれた。

CureApp 脂肪肝

前出の「禁煙アプリ」に続いて、これまでに東京大学付属病院医学部消化器内科学教室との共同開発により非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療用アプリ「CureApp 脂肪肝」を共同開発し、臨床試験中だ。NASH は肥満や糖尿病などを原因とする肝炎で、食生活の見直しで治療が進められることが多い典型的な生活習慣病の一つだ。キュア・アップでは今後、「禁煙アプリ」や「CureApp 脂肪肝」に加え、糖尿病・うつ病・肺がんなど生活習慣病の疾病管理のための治療用アプリを横展開してゆきたい、とのことだった。

また、モバイルアプリの開発には、Facebook が開発した JavaScript の知識だけで iOS アプリや Android アプリが開発できるプラットフォーム「React Native」を採用しており、「CureApp 脂肪肝」はすでに React Native でできているとのこと。「禁煙アプリ」については React Native 環境に移植中で、今後、開発されるアプリも React Native で開発されるそうだ。キュア・アップでモバイルアプリの開発を主導するエンジニアの高木健介氏は、東京で開催される React Native Meetup などにもたびたび登壇し、新技術の浸透に力を注いでいるようだ。

今回、佐竹氏が渡米していた理由の一つでもあるが、キュア・アップでは現地医療機関などとの提携によるアメリカ進出も模索している。アメリカで臨床実験を行い FDA(アメリカ食品医薬品局)から認証が得られれば、キュア・アップの世界展開にも弾みがつく。先ごろ、キュア・アップの株主でもある Beyond Next Ventures がサンフランシスコのバイオサイエンス系アクセラレータ IndieBio提携したが、このような動きもキュア・アップの今後の成長を後押しすることになるかもしれない。

キュア・アップの一連のモバイルアプリは iTunes AppStoreGoogle Play からダウンロードできるが、治療アプリという性質上、提携医療機関での利用が前提となる。

<参考文献>

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世界で毎年600万人が死亡するニコチン依存症をアプリで治療、医師2名が取り組む「キュア・アップ」

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2014年7月に設立された、疾患治療用プログラム医療機器を開発するベンチャー企業「キュア・アップ」(CureApp, Inc.)。9月末には、Beyond Next Venturesの運用するファンドを引受先とする第三者割当増資で、約1億円の資金調達を実施しています。 同社は、欧米などを中心に研究や臨床応用が進む「治療アプリ」の開発を手掛けています。現在は、慶應義塾大学呼吸器内科学教室とニコチン依…

2014年7月に設立された、疾患治療用プログラム医療機器を開発するベンチャー企業「キュア・アップ」(CureApp, Inc.)。9月末には、Beyond Next Venturesの運用するファンドを引受先とする第三者割当増資で、約1億円の資金調達を実施しています。

同社は、欧米などを中心に研究や臨床応用が進む「治療アプリ」の開発を手掛けています。現在は、慶應義塾大学呼吸器内科学教室とニコチン依存症向け治療アプリを共同開発し、同病院で臨床試験をしている段階。キュア・アップのCEOである佐竹晃太さんにお話を伺いました。

毎年600万人が死亡する喫煙の原因疾患「ニコチン依存症」を治療

CureApp-website

あまり耳慣れない「治療アプリ」という治療方法。これは、従来の医薬品や医療機器を用いた治療方法ではなく、患者が持つスマートフォンを治療の一環に取り入れるもの。患者がアプリから入力する体調などの情報は、クラウドに蓄積されます。すると、最新医学エビデンスをもとに、システムが自動で各患者の疾患重症度や日々の健康状態に個別最適化された診療ガイダンスを提供。次の診察を受けるまでの期間、患者の生活をサポートし、また医師はそれらの情報を治療に役立てることができます。

今後、さまざまな疾患に対して治療アプリを提供していく予定ですが、まずはニコチン依存症の治療から着手しました。これは、キュア・アップを創業する前、佐竹さんが都内の病院で内科医として働き、呼吸器疾患を専門としていたため。また、喫煙による健康影響による死者の数は年々増加傾向にあり、早急に解決が求められる社会問題でもあります。

WHO(世界保健機関)の発表によると、毎年世界で600万人ほどの人が、喫煙が原因で命を落としているとのこと。このうち、500万人の死が本人による喫煙に起因し、残り100万人は自分ではタバコを吸わなくても、セカンドハンドスモークで命を落としている人たちです。

「運転事故を起こさないように注意したり、運動をして健康を保つことも重要ですが、ついつい吸ってしまってやめられないタバコこそ、多くの人の命を落としています。日本中、世界中の人がタバコをやめた方がより多くの命を救うことができる。医療の立場から見て、よりインパクトが大きいだろうと考えました」

スマホアプリを使って糖尿病を治療?ある論文との出会い

キュア・アップの佐竹晃太さん
キュア・アップの佐竹晃太さん

広尾の日赤医療センターなどで内科医を勤めた後、2012年に上海にあるアジアNo.1ビジネススクール(CEIBS)にMBA留学した佐竹さん。そして、アメリカのボルティモアにあるジョンズ・ホプキンズの大学病院の大学院で、キュア・アップの事業と関連する医療インフォマティクスのテーマを研究していました。医療インフォマティクス(医療情報学)は、ITテクノロジーを医療現場に応用した時に起こる現象をアカデミックに評価する学問です。

佐竹さんが、キュア・アップの立ち上げを決心したのは、大学院在学中の2013年秋に出会った論文がきっかけでした。慢性疾患である糖尿病にスマホアプリを使った治療を施してみたところ、患者の糖尿病が良くなったというエビデンスがまとめられていました。その治療アプリは、既にFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けて事業化され、医療機器として使われています。

ソフトウェアを活用することで病気を治療する。医者として、治療アプリの可能性に衝撃を受けました。これまで、病気を治療するには医薬品を使うか、医療機器などのハードデバイスを使って処置するのかの2択しかありませんでした。どちらも研究開発費が高く、実際に患者の手元に届くまでに長い期間を要する。例えば、1つの新薬が出るまでにかかるコストは現在1,000億円とも。これは当然、支払う医療費という形で患者にも影響を及ぼします。

ソフトウェアを使った治療方法なら、薬では治せない病気が治せるかもしれない。それでいて、新薬の開発などに比べればコストも圧倒的に低く抑えることができる。論文には、薬と同じ、またはそれ以上の治療効果があるとありました。

「100分の1のコストで、薬や機器と同様に病気が治せるポテンシャルがあるなんて、目からウロコでした。糖尿病の治療にエビデンスがあるなら、その他の疾患にも効く可能性がある。社会的な意義を感じました」

データを取るだけなら誰でもできる、それをどうソリューションにするか

大学院を卒業して帰国した後、2014年7月にキュア・アップを設立。CTOである鈴木晋さんは、佐竹さんの大学時代の医学部の後輩です。医師でもあり、でもそれ以上に長くプログラマーとしての経験があります。お2人の出身校でもある慶應義塾大学の呼吸器内科との共同開発は、2人が起業家である前に医師であることでスムーズに運んでいます。

「現在、日本では、睡眠やダイエットなどの目的でデータをトラッキングすることはあっても、その先の診療行為にまで至るソフトウェアは出てきていません。データを取るだけなら誰でもできますが、それをどう解析して医療に役立つソリューションを生み出すかが鍵だと思っています」

私たちの生活には、遊びや仕事のためのソフトウェアが溢れています。でも、その同じソフトウェアが近い将来、日本でも病気の治療に役立つかもしれない。ソフトウェアを用いた治療方法が実現することは、場所にとらわれることなく、より広く均一な医療サービスの提供にも繋がります。また、高騰する医療費や医療格差問題といった課題へのソリューションにもなる。

今後、キュア・アップでは、ニコチン依存症以外の疾患のための治療アプリも開発していく予定です。CureApp禁煙に関しては、進行中の臨床試験、そして薬事法による承認などの難関が待っています。とはいえ、新薬の開発を待つことに比べれば、まだ待てる期間内に実現するはず。どうしてもタバコがやめられなかった人が、スマホアプリを使った治療で禁煙に成功する。そんな事例が少しでも早く、そして多く登場するといいなと思います。

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