BRIDGE

タグ Lip

〝出会いの伝道師〟が次に挑むのは、好みを伝えるだけで恋人候補とデートをセットしてくれるマッチングサービス「恋人プランナー」

SHARE:

LIP が Instagram でのハッシュタグ・キャンペーン #2015bestnine を展開し、この流れを汲んだマッチングアプリ「nine」をローンチしてから、はや9ヶ月。人にとっての最適な出会いとは何かを科学し続けるこのスタートアップは、次の展開に向けて走り始めていた。 LIP は7日、プランナーに恋人を紹介してもらえるサービス「恋人プランナー(略称:恋プラ)」を正式ローンチした。ウェブア…

coipla_featuredimage

LIP が Instagram でのハッシュタグ・キャンペーン #2015bestnine を展開し、この流れを汲んだマッチングアプリ「nine」をローンチしてから、はや9ヶ月。人にとっての最適な出会いとは何かを科学し続けるこのスタートアップは、次の展開に向けて走り始めていた。

LIP は7日、プランナーに恋人を紹介してもらえるサービス「恋人プランナー(略称:恋プラ)」を正式ローンチした。ウェブアプリとしてサービス提供され、PC でもモバイル( iOS / Android )でもウェブブラウザで利用可能。8月から招待制で提供されていたサービスが完全一般公開となる。

世に出回っている出会い系アプリを見てみると、互いの好みに基づいてアルゴリズム・ベースで相手がレコメンドされるもの、一定のタイミングでつながれた相手同士を結ぶものなど、いくつかのバリエーションが提供されてきたが、初めてつながった二人が、どうやって会話の糸口を見つけ、実際に顔を合わせて出会うところまで漕ぎ着けるかは、長年の課題だった。見合いであれば仲人が、結婚相談所であればコーディネイターがその役目を引き受けてきたわけだが、一般的な出会い系アプリにはそのような機能が備わっていなかったからだ(もっとも、このプロセスを人任せにせず楽しむという人も多いのかもしれない)。

coipla-procedure

恋プラでは、プランナーと呼ばれる女性に、男性ユーザ・女性ユーザの双方が好みのタイプなどを伝えると、相性の良さそうな相手をそのプランナーが提案してくれる。双方が「会ってみようか」ということになれば、カフェでの初デートまでプランナーがセッティングしてくれるという優れものだ。

テレビにラジオに引っ張りだこで、もはや恋愛の伝道師の異名を持つ、LIP 共同創業者で取締役の関口舞氏は、恋プラの開発に至った理由を次のように語ってくれた。

mai-sekiguchi
関口舞氏

出会い系アプリだと、恋活とか言って、10人とか20人とかと同時に連絡をとりあったりしますね。でも、みんな、そういうことをやりたいわけではない。気に入った相手を探すのに必要な労力が半端無い。積極的にアプローチしないといけないから。

一方、結婚相談所だと30万〜50万円とかかかってしまうし、彼氏や彼女になるプロセスをすっ飛ばして、いきなり結婚なんてケースが多い。出会ってから、半年以内に婚約するかどうかを決めないといけない、という話もよく聞く。(関口氏)

恋プラは、起業家である関口氏自らのニーズから生まれたとサービスと言っても過言ではないだろう。起業家は何かと忙しい。時としては、恋愛そっちのけで、新しいビジネスを作ったり前進させたりしなければならない。そんな自分を理解してくれるライクマインドな相手に時間や手間をかけずに出会いたい、という贅沢な悩みを解決策を形にしたものだ。

ポイントとなるのは、プランナーという人がマッチングをしてくれること。特に、相手を紹介する際の紹介文がキモになるのだという。ただ、LIP が売りにしてきた人工知能を全く使わないというのではなく、相性のよさそうな相手を探してくれるプロセスには、段階的に人工知能の機能を取り入れていくそうだ。

yusuke-matsumura
松村有祐氏

ユーザとのインターフェースの部分(=プランナー)は、あくまで人がやるというところをメインにしたい。(中略)

今だと、プランナーが相性のよさそうな男性ユーザと女性ユーザのマッチングを1件つくるのに10分ほどかかっている。ただ、これだとコストがペイしない。ここからがウチの技術の見せ所で、マッチングを1分でできるところまで、もっていきたい。(LIP 代表取締役 松村有祐氏)

恋プラの料金体系は、マッチングが成立し初デートのセッティングができた段階で料金(男女ユーザ双方から1回5,400円)が発生する、完全成功報酬型だ。つまり、単純に相性の合いそうな相手を紹介し続けてもらっている間は無料。定量的な数値は無いのだが、既存の出会い系アプリに比べると、マッチング率や会話が始まる率が圧倒的に違うのだとか。ただ、LIP にとって問題なのは、マッチング一回にかかるプランナーの人的コストで、人工知能を使ってこのプロセスをいかに効率化できるかが、サービスの黒字転換と継続運営のカギとなるようだ。

coipla-interaction

もう一つのポイントは、ユーザの安心度や使いやすさを高めるために、ユーザは恋プラにサインアップ後、友人に紹介文を書いてもらわないと、相手が紹介されない仕様となっている点だ。これまでの招待制運用期間中の動向からは、男女ユーザ共に、友人たちは喜んで紹介文を書いてくれているそうで、リファラル採用と同じような効果があるのに加え、紹介文を書いた友人が恋プラのユーザになるというネットワーク効果も期待でき、一石二鳥なのだそうだ。

人が恋人候補を紹介してくれるアプリとしては、アメリカには The Dating Ring などがあるが、日本には今のところ競合がいないと思われる。

また、今回の恋プラのリリースとあわせ、LIP では、エンジェル投資家14人から資金調達したことを明らかにしている。このラウンドに参加したエンジェル投資家の名前や金額については開示されていない。

----------[AD]----------

#2015bestnine で世界を魅了したLIPが、感性でユーザをマッチングするアプリ「nine」を世界同時リリース

SHARE:

2015年末に #2015bestnine というキャンペーンが世間を席巻したのをご存知だろうか。2015年に Instagram に投稿した写真の中から、Like 数の多かった写真を9枚集めてコラージュし、それをユーザが Facebook など自身のタイムラインで共有できるこのサービスは、瞬く間に世界のセレブリティに浸透し、Taylor Swift、Justin Bieber、Michelle …

nine_featuredimage

2015年末に #2015bestnine というキャンペーンが世間を席巻したのをご存知だろうか。2015年に Instagram に投稿した写真の中から、Like 数の多かった写真を9枚集めてコラージュし、それをユーザが Facebook など自身のタイムラインで共有できるこのサービスは、瞬く間に世界のセレブリティに浸透し、Taylor Swift、Justin Bieber、Michelle Obaba 大統領夫人、大統領候補の Donald Trump 氏をはじめ、年末の7日間で世界の約1,500万人が利用した。

nine-cereblities-profiles
多くのセレブリティが参加した #2015bestnine。

#2015bestnine を仕掛けたのは、LEMON5PM といったマッチングアプリで知られる日本のスタートアップ LIP で、実はこの #2015bestnine 自体、彼らの新たなアプリをプロモートするためのティザーキャンペーンだった。そして今日、そのアプリ「nine」が日本を含む全世界でリリースした。iTunes AppStore からダウンロードできる。#2015bestnine キャンペーンが功を奏し、nine の本リリースを迎える今日の時点で、すでにニューヨークやロサンゼルスを中心に13万人のユーザを擁している。

<関連記事>

nine は Instagrammer を対象としたユーザのマッチングアプリで、ユーザの Intagram のタイムラインの中から、過去1年間で Like 数の多かった写真を9枚集めて、そのユーザのプロフィール画面を生成。他のユーザは、nine 上に表示される各ユーザのプロフィール画面を見て、つながりたい場合は右へ、パスしたい場合は左へ、Tinder ライクな操作を続けることにより、感性のあった者同士がつながれるアプリだ。

左からLIP代表取締役社長 松村有祐氏、LIP取締役 関口舞氏
左からLIP代表取締役社長 松村有祐氏、LIP取締役副社長 関口舞氏

人物の〝なり〟と性格を9枚の写真で表現するというシンプルさがウケて、ユーザの事前登録は毎日伸びており、取締役副社⻑の関口舞氏によれば、この種のサービスには珍しく、全ユーザの75%を女性が占めているのだそうだ。Instagram のユーザのデモグラフィックが比例する形で、現在の国別のユーザ分布は、1位がアメリカの40%、ついでインドネシア、イギリス。Android シェアの大きい国にもユーザが多いことから、2月中には Android 版アプリをリリースする予定している。

すごく楽しいアプリなのだが、ビジネスモデルの方はどうなっているのだろうか。共同創業者で代表取締役の松村有祐氏に聞いてみた。

月間で $9.99 か 1,200円を払ってもらうことで、プレミアムプランを用意しています。プレミアムプランでは、Unlimited Likes、Neighborhood Discovery、Unlimited More Photos の3つの機能が使えるようになります。

Unlimited Likes や Unlimited More Photos は、フリーミアムの状態で設定された以上のバリエーションの中から写真をユーザが表示できる機能、また、Neighborhood Discovery は通常半径50km以内のユーザ同士がマッチングされる仕様が、同じ市や区といったエリアでマッチングされるようになる機能だ。LIP では今後、運用状況を見ながら、これらの設定値やプレミアムプランの内容を柔軟に変更したいとしている。

LIP は2014年11⽉の創業。2015年11月には、サイバーエージェント・ベンチャーズ、ベンチャーユナイテッド、インキュベイトファンド、プライマルキャピタル、千葉功太郎氏より資⾦調達を実施している。

----------[AD]----------

人工知能が入会審査を行うSNSーーLipが大学生や院生向けに「Lemon」をリリース

SHARE:

今年の6月にサンフランシスコで時間限定のマッチングアプリ「5pm」をリリースしたスタートアップ、Lipが本日新たなサービスをリリースした。 関連記事 婚姻率の向上をミッションにかかげ、LIPが時間帯限定のマッチングアプリ「5pm」を北米でリリース – THE BRIDGE(ザ・ブリッジ) 「人と人との関係性を深化させる」というテーマを掲げているLipが新たにリリースしたのは、人工知能に…

今年の6月にサンフランシスコで時間限定のマッチングアプリ「5pm」をリリースしたスタートアップ、Lipが本日新たなサービスをリリースした。

関連記事

「人と人との関係性を深化させる」というテーマを掲げているLipが新たにリリースしたのは、人工知能による入会審査を設けた大学生、大学院生向けSNS「Lemon」だ。

本日から提供を開始し、ユーザエントリーの受付を開始している。

マッチングを加速させるための「審査制」

lemon_logo

Lipは、完全招待制のβ版を6月25日より運用を行っていた。招待されたのは新しいつながり作りに積極的な学生たちだという。Lip共同代表の関口舞氏は、このサービスが提供する価値の軸について、

関口氏「親和性が高い一定の審査基準をクリアした人だけが集まっているコミュニティを形成することで、新しいつながりが生まれやすくなると考えています。「Lemon」を通じて、人との繋がりを得られることが一番の価値になっていくと考えています。

例えば、フランス留学経験のある大学生がメキシコで起業経験のある大学生と「Lemon」上でつながり、実際に会って有意義な話を聞くことができたり、宇宙に興味のある学生が宇宙開発の研究を行う学生と交流するなど、すでにいくつかのマッチング実績があります。こうした機会をさらにたくさん創出していきたいと思います」

と語る。このサービスの一番の軸となる「審査」を担うのが人工知能だ。

人工知能が審査を行う

gamen1 gamen2

入会審査はLipが独自に開発した人工知能エンジンが行い「30%以上の既存メンバーとの親和性がある」と判定された場合に限り、入会が可能となる。なぜ審査を人工知能で行うのだろうか。

関口氏「これは非常に大切な点で、このサービスへの入会を認めるかどうかを、サービス提供者が判断するのではなく、既存メンバーが定めるべきというポリシーを持っているからです。既存メンバーにとって望まれるメンバーを既存メンバーの視点・感性をベースにしていれていく。ここがLemonの面白いところだと思っています。

そのため、その判定基準を「既存メンバーの30%以上と親和性がある」としています。これを実現するには総当り判定をやらなくてはなりません。とても人力で行うのは難しくなります。メンバーの選好モデルの学習を深め、アルゴリズム自体も進化させることで、既存メンバーたちの感性をアルゴリズムに落とし込み、それぞれメンバーの人間らしい判定ができるようにしていきます」

無事、審査をクリアしたユーザには、2つの機能が提供される。ひとつは、「メンバー紹介機能」だ。親和性が高い相手を人工知能が検出し、毎日紹介が行われ、相手に興味を持ったらメッセージをやりとりが行われる。

もうひとつは「ボード機能」だ。自由に書き込みができる掲示板があり、メンバー同士でコミュニケーションをとることができる。就職活動についてや学校生活についてなどの情報交換を実施可能となっている。

関口氏「まずは既存のユーザと親和性の高い大学生、大学院生を日本の学生数の1%程度を集めることを目標としています。その後、各業界で活躍する社会人のエントリーも可能としていきます。いずれは、アジアを始めとした海外にも展開し、各業界・各国の厳選されたメンバーと交流でき、新しいつながりを創出する場にしていきたいと考えています。」

Lipの最初のプロダクトであるマッチングアプリ「5pm」も北米で順調な滑り出しを見せており、今後アジアへの展開も予定しているという。Lipのプロダクトを見ていると、マッチングの生み出し方にはまだまだ色々な可能性があることに気づかされる。

「アイデアはすでに色々あるんです」と語るLipが今度どのようなサービスを生み出すのか。生み出したサービスはどんな成果をもたらすのか、引き続きチェックしたい。

----------[AD]----------