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東南アジアの決済問題の解決を目指すBitcoinスタートアップ「Artabit」

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アメリカとインドネシアに拠点を置くBitcoin系スタートアップArtabitが本日(原文掲載日:11月21日)、Startup Arena Jakarta 2013のステージに立ち、Bitcoinを使って東南アジアにおける電子決済問題を解決する計画について語った。(ピッチのビデオはこの記事で見ることができる。) Bitcoinは世界中の注目を集めており、東南アジアも例外ではない。しかし、この地域…

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アメリカとインドネシアに拠点を置くBitcoin系スタートアップArtabitが本日(原文掲載日:11月21日)、Startup Arena Jakarta 2013のステージに立ち、Bitcoinを使って東南アジアにおける電子決済問題を解決する計画について語った。(ピッチのビデオはこの記事で見ることができる。)

Bitcoinは世界中の注目を集めており、東南アジアも例外ではない。しかし、この地域全体は現金が主流で新しい決済手段に消極的なため、先進的な思考の持ち主である起業家にとってはこれにどう立ち向かうかが克服すべき主要課題となっている。Bitcoinが成功するには、アクセス可能なインフラ基盤を整備することがまず必要だ。Artabitはこの問題に取り組もうとしている。設立者のAyoub Naciri氏は次のように語った。

まだ初期段階にある新しい決済システムを組み込むために時間とリソースを注ぎ込むことに躊躇いが見受けられます。これに対する私たちのアプローチはカスタマーサイドからのリクエストを最小限に抑え、簡素化することです。

同社はインドネシアおよび東南アジア市場向けにBitcoinの決済ソリューションを開発中である。Artabitが取り組む包括的なテーマは、以前はテック通のユーザしかうまく使いこなせなかったBitcoinの複雑なプロセスを簡素化し、より多くの人に利用してもらえるようにすることだ。それには3つの方法がある。

Artabitはまず、新たな決済手段としてBitcoinを受け入れることができるようオンラインショップを支援すること。

次に、Artabitがオンラインショップと顧客をつなぐサードパーティとして機能すること。Bitcoinに対応していないオンラインショップで買い物をする際、顧客はBitcoinでArtabitに支払い、Artabitがショップに現地通貨で支払うという仕組みだ。

最後に、外国人労働者がBitcoinを使って母国にお金を送るという電子送金サービスの支援をすること。送る側も受け取る側もBitcoinの存在を理解していなくても、知っていなくてもよいとAyoub氏は言う。

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ほとんどの国と同様、インドネシアでBitcoinは非常に初期の段階にあると言える。しかしAyoub氏によれば、インドネシアの人々は徐々に興味を引かれているらしい。

Bitcoinは新興国や発展途上国特有のいくつかの問題(多くの人が銀行口座を持っていないことやクレジットカードの使用制限があることなど)を解決しています。」とAyoub氏は言う。「私たちはアメリカやヨーロッパなどの先進経済国よりも、インドネシアのような国で早々にBitcoinが受け入れられると予想しています。

同社では現時点で、単純なものから中程度レベルの取引を処理できるベーシックなプラットフォームを用いる構想を完全に実証した。次のステップとして、現地インドネシアの銀行と完全に統合された強固なプラットフォームを開発する予定だ。Ayoub氏はArtabitを2014年前半に稼働する予定だという。彼らは現在、規制当局より必要なライセンスを取得中である。

Startup Arenaでは、Global Brainの鈴木伸武審査員はBitcoinの法的問題と不安定性に関して疑念を呈した。K-Cube venturesのJimmy Rim審査員も、Ayoub氏自身が懸念していることであるが、新たな決済ソリューションに対する躊躇いをどう克服していくかについて憂慮を示した。さらに、Saemin Ahn氏はAyoub氏に対して、ArtabitではBitcoinの流動性を相殺する計画を立てているが、Bitcoinの価値が取引の途中で変化した場合どういうことが想定されるかを質問した。500 DuriansのKhailee Ng氏はこの計画が気に入ったと述べたが、ピッチは「最悪だった。」と吐き捨てた。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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Bio3D、3Dプリンティングで身体パーツの安価で高品質な処方薬の実現を目指す

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Bio3D Technologiesの共同設立者であるMingwei Fan氏が今年のStartup Arenaコンペにおいてプレゼンを行った。同スタートアップが製造しているバイオ3Dプリンターによって臨床試験のコストが大幅に削減され、高品質の医薬品を迅速かつ安価に作れるようになると、Fan氏は考えている。(ピッチのビデオはこの記事で見ることができる。) Fan氏のバイオ3Dプリンターは産業仕様の…

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Bio3D Technologiesの共同設立者であるMingwei Fan氏が今年のStartup Arenaコンペにおいてプレゼンを行った。同スタートアップが製造しているバイオ3Dプリンターによって臨床試験のコストが大幅に削減され、高品質の医薬品を迅速かつ安価に作れるようになると、Fan氏は考えている。(ピッチのビデオはこの記事で見ることができる。)

Fan氏のバイオ3Dプリンターは産業仕様の3Dプリンターと精密な研究機器をかけ合わせたものだ。同社初の市販品となるこの製品は、細胞やその他のバイオ素材、さらにはプラスチックまでもがミクロン単位で配置され、プリントされる。世界一手先が器用な人でもこれには敵わない。

Fan氏はバイオオタクで、結合によってより複雑な生命体の元となる細胞と呼ばれるミクロ生命体に特に夢中になっている。彼は細胞をまるで人間であるかのように扱い(Tech in Asiaの1対1のインタビューで彼は「細胞はペトリ皿の中で摂食と排便を同時に行います。」と述べた。)、また、バイオ3Dプリンターの潜在的効果を知る上で細胞が結合していく仕組みを理解することがいかに重要か説明している。

細胞が互いに作用するにはある仕組みで配列されていく必要があります。いったん配列されれば、後は自然の流れにまかせればよいのです。

あれ程までに正確でかつ人工的な方法による細胞配列は、バイオ3Dプリンターが登場するまでは前例がなかった。

細胞ごとに行っている医薬品の研究方法の見直し

Fan氏は、破綻してしまった医薬品開発プロセスとバイオ3Dプリンティングがいかに現状刷新に向いているかについて長々と説明した。一般的なプロジェクトでは研究には8~20年かかることもあり、研究は医薬品テストから始まり、細胞、動物、そして最後に人間による臨床試験まで、莫大な量の試験項目を重ねていくことになる。

もし研究がある時点で失敗したら、科学者たちが何年も研究室で費やしてきた努力と莫大な費用が無駄になってしまう。どのように大変で骨の折れるような試験項目かというと、何千もの化学物質についてそれぞれの濃度、投与量、投与法について調べる必要がある。

動物実験の段階は特に厄介で経費もかかる。例えばある化学物質の効果を調べるために、試験薬をヒヒの肝臓に注射したりもする。ヒヒに何も病的な影響が見られなければ、科学という名の下にヒヒが安楽死させられ、研究のために肝臓が摘出される。

バイオ3Dプリンターを用いれば、従来の細胞試験や動物実験への依存率を減らし、劇的に時間とコストの節約が可能になるのだ。

2次元平面とは対照的に3次元的に細胞を配置することによってヒトの身体をより正確に模することができ、それによって正確なデータが得られるようになる。1つの合成物が2つ以上の細胞に適用され、医薬品開発のプロセスが劇的に簡素化される。

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バイオ3Dプリンターで最終的には全ての臓器をプリントできるようになれば、動物に合成物を注射したり、解剖することなくプリントされた臓器を用いることが可能になるだろう。

「キラーアプリ」となり得るこのバイオ3Dプリンターを使って、細胞レベルで繋がった細胞の宝庫からなるヒト生体の小宇宙をクレジットカードサイズで作製できるようになる可能性も出てくるだろう。このキットに化学物質を注入すれば様々なタイプの細胞に対する作用を調べることができるようになる。

ビジネスモデル

Bio3D初の商業モデルは血管細胞だが、すべての臓器をプリントして業界を驚かせるようになるにはまだ数年はかかるだろう。同プリンターはアフターサービス付きで1台数十万米ドルで販売されている。Fan氏は来年5台を販売したいと考えている。同社はすでに潜在的な顧客との販売交渉をしており、研究機関、大学、製薬会社といった組織が同プリンターに興味を持っているようだ。

これらのジェットブラック装置を販売する他に、Fan氏はヒト組織を大量生産し、臓器培養の手間を省きたい研究施設への販売にも乗り出したい意向だ。Fan氏のスタートアップは現在自己資金で運営されている。設立者たちはまだ自身への給料を払えていないので投資家探しをしているところだ。

審査員たちは、どのようにBio3Dが競合者たちとの差別化を図り、市場を獲得できるかについて疑問を呈した。K-Cube VenturesのJimmy Rim氏は、3Dプリンティング業者がこの技術を簡単にコピーできるか尋ねた。それに対してFan氏は、生きた細胞のプリンティングはプラスチックを印刷するのとは全く異なると返答した。細胞をプリントするのに必要な精密さもスケールが非常に異なるという。

Rakuten VenturesのSaemin Ahn氏からの知的所有権に該当するのは何かとの質問に対し、Fan氏はハードウェアとソフトウェアの組み合わせを用いたヒト細胞の精密な構築に関して、特許を申請中であると明らかにした。このプロセスは生物学の範囲外にも申請が及ぶ可能性もあるという。

一方、Khailee Ng氏はもっと資金が潤沢な競合相手にBio3Dが勝てるのかどうか疑問を呈した。Fan氏は

「当社のビジネスモデルは、研究者のカスタムソリューションを構築する点においてユニークです。細胞や臓器に特化しているアメリカやドイツの競合とは異なり、Bio3Dは他のバイオマテリアルをもプリントすることができるため、バクテリアとヒト細胞間の相互作用の研究をする研究室にも対応できるのです。」

と強調した。

以上が11月21日から22日にかけて開催されたStartup Asia Jakarta 2013のレポートの一部だ。Startup Arenaの他のピッチはこちらから。Twitterアカウント@TechinAsiaと私たちのFacebookページからフォローができる。

【原文】

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[Startup Asia Jakarta 2013] Startup Arena優勝の栄誉は、インドネシア選出のdroneスタートアップが獲得 #startupasia

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ジャカルタで開催されている Startup Asia Jakarta 2013 の2日目。1日目の4社に加えて、さらに4社のファイナリストがピッチをした。 <審査員> グローバル・ブレイン 鈴木伸武氏(→関連記事) 500Startups ベンチャーパートナー Khailee Ng 氏 K Cube Ventures イム・ジフン氏(→関連記事) 楽天ベンチャーズ マネージングパートナー Saem…

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ジャカルタで開催されている Startup Asia Jakarta 2013 の2日目。1日目の4社に加えて、さらに4社のファイナリストがピッチをした。

<審査員>

Love Out Loud Asia(シンガポール)

loveoutloudasia_screenshot従来のデートアプリは、プライバシーの配慮に欠け、実際にデートまで漕ぎ着けるのは数は少ない。サービスから送られて来るメールも、オンラインスパムに近い状態になる。Love Out Loud Asia は、できるだけ時間を使わずデートする機会を提供する。毎日正午に1回1人の異性を紹介する。異性との出会いを判断する上で、デートの内容、プロフィールに加え、美しい人は美しい異性を好むという分析結果に基づき、シンガポール国立大学(NUS)の顔分析技術を導入、過去の行動/反応を分析して、より相性のよい異性を紹介するアルゴリズムを実装している。

楽天ベンチャーズの Saemin Ahn 氏は、最初のユーザ1,000人を確保するのがカギで、それが確保できれば次のステップに進めると指摘した。Khailee Ng 氏は、毎日正午に異性を一人紹介するというコンセプトは、タイのデートアプリ NoonSwoon に酷似しているのではないかと指摘した。グローバルブレインの鈴木氏が、日本ではデートアプリより結婚相手紹介サービスの方が受け入れられやすく、日本への進出如何について尋ねたところ、当面はシンガポール、マニラ、ジャカルタのアジア三都市でのサービス展開に注力すると応えた。

Project Shoe(インドネシア)

ユーザが自分で靴をデザインし、購入できるEコマースサイト。アクセサリー、デザイン、色合いをウェブ上で指定し、自分好みの靴を作成することができる。インドネシアは靴製造のコストが世界一安いわけではないが、中国の次に安い。世界主要8カ国の靴市場は90億ドルに上る。現在、約50万ドルの資金調達をしている。靴は世界で共通のニーズがあり、マージン率も高い。インドネシアは生産とオペレーションコストが安いことから可能性を感じる。

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審査員からは、靴の返品率などに関するが相次いだ。コストが安いとは言え、Khailee Ng 氏は「価格がそれなりのものになるので、消費者は例えば Jimmy Choo の靴を買うのではないか」、イム・ジフン氏は「選択肢が多過ぎるので、人々はこのように自分でデザインを選んだりするのではないか」など。

Zap(フィリピン)

リアル店舗向けの販売分析/プロモーションツール。マニラ首都圏地域の人口は1,200万人、フィリピン全戸kうでは3万件の小売店鋪が存在する。フィリピンのモバイル・インターネット普及率は19%と低いが、東南アジア全体にまで視野を広げると、2012年の小売市場は7,550億ドルにまで上る。

ローンチからの6ヶ月で、ブランド120社、小売店鋪187店舗と提携し、Zap Network を形成した。小売店鋪からはトランザクション・フィー、ユーザからはメンバーシップ・フィーを徴収してマネタイズを図る O2O ソリューションである。

Garuda Robotics(インドネシア)

drone 用に、ウェブベースで使えるコントロール・パネル「Garuda Cloud」を開発。ピッチで披露されたコーヒーデリバリーをはじめ、ウェブ上に予め用意されたモジュールを使い、ドラッグ・アンド・ドロップだけで、さまざまなミッションを簡単に作成することができる。会場の WiFi 環境の不具合でデモでは一部内容が披露できなかったが、実際には drone に搭載されたカメラからのビデオフィードが、コントロール・パネルに表示される仕様になっている。

実機に搭載された基盤 BlackBoxes は、リアルタイムのデータ転送、drone へのコマンド送出、センサーのテレメトリ転送、ログ記録、ビデオフィード送出を実現。サードパーティー開発者向けには、AppBuilder で共通モジュールを提供し、drone と Garuda Cloud を使ったアプリ開発を支援する。原発での放射能測定、消防活動支援、天然ガスのパイプライン調査などの用途を想定。

Khailee Ng 氏から「このような drone は誰が作っているの」との質問に対し、プレゼンターによれば、正確に言えば、規制があるためまだ誰も作っていない。しかし、ヘリコプターを使うと1時間3,000ドルのコストがかかるので、それに代わるテクノロジーとして需要は非常に高いとのことだ。


審査の結果、優勝スタートアップには当地インドネシア出身の「Garuda Robotics」が選ばれ、Tech in Asia 創設者の Willis Wee 氏らから賞金1万ドルが贈られた。

昨年の Startup Asia Jakarta 2012 の時の様子と比べてもらえればわかるが、ファイナリストとしてステージでピッチしたスタートアップの数が、前回の約半数に減っている。関係者に聞いてみたところ明言は避けられたが、ファイナリストの選考基準が厳しくなったわけではなく、応募総数が昨年に比べて少なかったのが理由のようだ。ピッチイベントの応募の勢いは、スタートアップ・コミュニティの景気に大きく左右されるので致し方ない。

それとは対照的に、日本から参加している投資家の数は多かったのは特筆に値するだろう。最終的な参加者のデモグラフィックは、昨年のときのように近日公開される予定なので、そちらで確認してみたい。言うまでもなく、スタートアップへの投資が増えればコミュニティの景気はよくなる。来年以降の東南アジアのスタートアップ情勢にも注目したいところだ。

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[Startup Asia Jakarta 2013] アジアのスタートアップがしのぎを削るStartup Arena前半戦から #startupasia

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Tech in Asia の Startup Asia も、春はシンガポール、秋はジャカルタで開催されるというスタイルが定着してきたようだ。私はこれまでのところ、開催初回から皆勤賞なのだが、2014年には東京でも Startup Asia Tokyo を開催するようなので、引き続き注目してみたいと思う。 2013年の総括が始まるこの時期、東南アジアでは、資金調達やイグジットの数から言って、2012…

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Tech in Asia の Startup Asia も、春はシンガポール、秋はジャカルタで開催されるというスタイルが定着してきたようだ。私はこれまでのところ、開催初回から皆勤賞なのだが、2014年には東京でも Startup Asia Tokyo を開催するようなので、引き続き注目してみたいと思う。

2013年の総括が始まるこの時期、東南アジアでは、資金調達やイグジットの数から言って、2012年に比べてスタートアップ・シーンの勢いが幾分トーンダウンした感は否めないが、当地インドネシアでも投資家らが海外からのベンチャー資金の流入させるべく積極的に活動しており、その期待に応えるべく多くのスタートアップが生まれ続けているようだ。

さて、そのアジアのスタートアップの雄を決める Startup Arena は、2日間に分けて8社が凌ぎを削る。まずは21日に開かれた、1日目の様子をお届けしよう。

<審査員>

Linqapp(台湾)

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外国語を学習している人が、ネイティブスピーカーに質問できるアプリ。テキスト、写真、音声で質問ができる。ビジネスモデルは3つを考えている。

  1. アプリ内課金で200クレジットを99セントで販売。1質問につき、1クレジットを消費。または、月額$7.99 で質問数無制限。
  2. 翻訳に関心があるユーザ向けのターゲット広告。
  3. 安価で翻訳依頼ができるマーケットプレイス。すごく安い金額で翻訳を依頼することができる。世界3兆円規模と非常に大きい。

Khailee Ng 氏は、クラウドソーシング翻訳について、500 Startups のポートフォリオでもある Gengo との違いに回答を求めた。CEO の Sebastian Angは、「Linqapp はカジュアルな翻訳を対象としており、シリアスな翻訳を意図していない」と説明したが、Khailee は「そもそもお金を払う以上、ユーザは翻訳を依頼する場合、皆シリアスだ」とビジネスモデルの再考を求めた。

artaBit(インドネシア)

BitCoin を使って、インドネシアの決済ネットワークを開発しているスタートアップ。東南アジアで展開中のインキュベータ、アクセラレータとの提携を希望。同様のサービスとしては、アメリカの BitPay、シンガポールの GoCoin(プレゼンターは名前を特定しなかったが、GoCoin と推測される)があるが、それらとの差別化は、決済ネットワークが発達していないインドネシアへのローカライゼーションに特化していることである。貨幣価値が変化する問題、政府が規制するなどの長期的なリスクについて、審査員らは総じて説明を求めたが、プレゼンターからの回答に審査員らは満足しなかったようだ。

Bio3D Technologies(シンガポール)

人間の細胞を作ることができる、ポジショニングが正確にできる3Dバイオプリンタを開発。人間の内臓も3Dプリントしてしまえる技術。現在、世界には、人間の細胞組織をカスタマイズする技術がない。世界で最初の3Dバイオプリンタを作った。ビジネスモデルは、3Dバイオプリンタの販売、人間の細胞組織のQ&Aデータベースを作ってマネタイズ。現在、6人のチームで活動しており、特許を2つ出願している。ドイツに1社、アメリカに1社の競合があるが、Bio3D が顧客とするのは研究機関であり、世界中に研究機関があるのでビジネスとして成立する。進化医療のコスト削減とスピードアップに貢献するもので、臨床実験は顧客である研究機関が行う。

SmartBike(ベトナム)

ウェブサイトは未開設の模様

smartbike_deviceベトナムでは毎日22台のバイクが盗まれるが、その3分の1は警察の検挙などにより解決している。BlueTooth 4.0LE を使い、自分から5メーター以上バイクが離れるとカギがかかる「自動モード」、自らタグ付けする「タグ」、後からラップトップなどを使ってトラッキングできる「トラッキング機能」がある。インドネシアには6,500万台のバイクが普及しており、2000年〜2011年で毎月22.5%伸びている。自動モードのみは$29.99、トラッキングができる機能は84.99ドル+月1ドル、タグは$14.99で提供。コンサルタントの進言により、ベトナムで普及できたら、アメリカへ進出するよりも東京に先に進出したいと考えている。


Startup Arena 2日目 や、優勝者の情報については、追って本サイトでお伝えする。

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今年のアジアのスタートアップ・シーンを総括するイベント、Startup Asia Jakartaは11月21日〜22日に開催

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今年も残すところ、あと2ヶ月余りだ。2013年を総括するにはまだ少し早いが、来年のインターネット・トレンドを予測しながら、次なるサービスの立ち上げに思いを馳せるには良い季節とも言える。2013年のアジアのスタートアップ・シーンを総括するのに好機なのが、東南アジア最大のスタートアップ・イベント Startup Asia Jakarta で、今回は11月21日〜22日の2日間にわたって、インドネシア・…

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今年も残すところ、あと2ヶ月余りだ。2013年を総括するにはまだ少し早いが、来年のインターネット・トレンドを予測しながら、次なるサービスの立ち上げに思いを馳せるには良い季節とも言える。2013年のアジアのスタートアップ・シーンを総括するのに好機なのが、東南アジア最大のスタートアップ・イベント Startup Asia Jakarta で、今回は11月21日〜22日の2日間にわたって、インドネシア・ジャカルタで開催される。

2014年には、インドネシアのスタートアップ・シーンに投資ブレイク(もしくはバブル?)が訪れると言われる中、この時期に評価の高いアジアのスタートアップが一堂に会するイベントは一見の価値がある。スピーカーには次のような人々が登壇する予定だ(抜粋・順不同)。

  • Kii 株式会社 共同創業者兼社長 鈴木尚志氏
  • 韓国 KCube Ventures 創業者兼CEO イム・ジフン氏
  • インフォテリア 代表取締役社長 平野洋一郎氏
  • 東京証券取引所 上場部部長 兼 上場推進室長 小沼泰之氏
  • ヤフージャパン 事業推進本部長 宮澤弦氏
  • Bubble Motion 創業者兼CEO Tom Clayton 氏
  • Rocket Internet 共同創業者 Stefan Jung 氏
  • Fenox Venture Capital CEO Annis Uzzaman 氏
  • 500Startups Venture Partner Khailee Ng 氏
  • Tokopedia 共同創業者兼CEO William Tanuwijaya 氏
  • 楽天ベンチャーズ パートナー Saemin Ahn 氏
  • PT Midtrans 共同創業者  Ryu Kawano Suliawan 氏
  • Kakao Corporation CEO イ・ソクウ氏

THE BRIDGE は今回も Startup Asia Jakarta のメディアパートナーを務めており、現地からのレポートをお届けする予定だ。また、THE BRIDGE の読者向けに、Startup Asia Jakarta の無料入場チケットをいくらか預かっているので、希望者は本稿のコメント欄に Facebook ログインによる Disqus 経由で、その旨をコメントしてほしい。応募を10/25で締め切り、抽選の上、当選者には 10/26 に Facebook メッセージで無料入場券を進呈する。(残念ながら当選に外れた人は、ここからチケットを購入してほしい。ディスカウントコード「StartupAsiaJakartaRockz」の入力で30%割引になる。)

今年春に開催された Startup Asia Singapore 2013 の模様はこちらから、昨年開催された Startup Asia Jakarta 2012 の模様はこちらから確認することができる。


なお、先日告知したパートナーメディア DailySocial による SparxUp2013 については、来年に延期された。DailySocial によれば、このところ、バリでさまざまな国際会議が急激かつ頻繁に開催されるようになったことで、会場のスケジュールと費用の調整がつかなくなったのが理由らしい。来年に期待しよう。

参考として、本日以降年末までに、国内外で開催されるスタートアップ関連イベントの一覧を掲げておく。

  • 10月21日〜23日  GMIC SV(サンフランシスコ)
  • 10月26日〜29日  TechCrunch Disrupt(ベルリン)
  • 10月30日〜31日  WebSummit(ダブリン)
  • 11月7日      SF Japan Night Vol. 6(サンフランシスコ) <関連記事
  • 11月11日〜12日  TechCrunch Tokyo / Mashup Awards 9(東京)
  • 11月19日〜20日  TechCrunch Shanghai(上海)
  • 11月21日〜22日  Startup Asia Jakarta(ジャカルタ)
  • 12月5日      Startmeup.HK ベンチャーフォーラム(香港) <関連記事
  • 12月10日〜12日  Le Web 2013(パリ)
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