プライベートカンパニーデータベースのCrunchBaseが2.0にアップデート【ピックアップ】

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CrunchBase

【ピックアップ】は世界のテク系スタートアップの資金調達やトレンド記事を概要と共にお届けします

Welcome to CrunchBase 2.0

TechCrunch日本版よりも私がこの話題を持ち出すのはなんとも不思議な感覚なのですが、ついに、CrunchBase(以下、CB)がインターフェースを新しくしました。

CBはTC創業者のマイケル・アリントン氏が2007年に当時のエンジニアだったヘンリー・ワーク氏ほかに指示して開発を進めたもので、そこから実に7年間、放置そのままの姿で運用されてきました。ただ、とにかくTCに記事を書く時にはここに情報を載せないといけないので、インターフェースとかはあまり関係なく取材先の情報はどんどん蓄積され、現時点で53万件の人物、会社、投資グループ情報が掲載されているとのことです。私も愛用者のひとりです。

またCrunchBase Venture Programという取組みで、ベンチャーキャピタルに対して彼らのポートフォリオ情報(公開されてるもののみですが)を提供するプログラムも走らせたりしてます。ブログ記事では今後、これらのデータベースを活用したBusiness Graphを作るということですので、相関図などが分かりやすくなるのかもしれません。

一点、CrunchBaseは日本語や中国語などのアジア言語に対応しておらず、結果的にアジア情報に乏しいという面があります。中国では36Krの「36kr+」やパートナーのTech in AsiaE27が運営しているデータベース、さらに私たちも国内情報を今まさに整理しているところで、今後はこういったところとの連携もできればさらに便利になるのではと考えております。

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via CrunchBase

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