「Yo」とワン切りマーケティングのZipDialを比較してその未来を占う

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<ピックアップ> Yo, meet your Indian cousin, ZipDial

IFTTTとの連携で一気に斜め上の未来が開けたYoですが、また新しい考察(というか、Yoでこんな長い記事をかけることに感心してます)がありました。インドの成長株、ZipDialとの比較です。

<参考記事> 100万ユーザー突破の一言通知アプリ「Yo」がIFTTTと連動しちゃってる

ZipDialは企業に発行した特別な電話番号に電話をかけてワン切りすると、そのSMSにクーポンなどの特典が届く不在着信を活用したマーケティングサービス。通信環境が悪く、プリペイドでの電話利用が主流のインドならではのサービスで、2010年の創業以来、現在300企業ブランド向けに4億コール(不在着信)を達成しているとのこと。

Brand_Objectives___ZipDial

記事ではこのZipDialとYoは似たようなコンセプトだと伝えているわけですね。確かに可能性として、企業にYoしたらなんか送られてくる、というマーケティングツールはどこかの誰かが考えそうです。LINEのもっともっとシンプルなパターンと考えればいいでしょうか。

後半ではアンドリーセン・ホロウィッツのパートナー、クリス・ディクソンの「次の大きな波というのはおもちゃみたいな話から始まる」という言葉を引用して、Yoの可能性に触れています。

なんでしょうか、この微かに漂う大物感とガラクタの紙一重感。エイプリルフールに生まれた冗談が本物になる、そういうストーリーもこのスタートアップならではかもしれません。

via Tech in Asia 【G翻訳】

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