ドローンメーカー3D Roboticsが教育おもちゃメーカーのSifteoを買収

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ドローンメーカー、3D Roboticsは、インタラクティブなデジタルおもちゃ「Sifteo Cubes」のメーカーであるSifteoの買収を発表した。買収価格や、Sifteo が3D Roboticsにどのように組み込まれるかといった詳細は発表されていない。サポートは継続されるそうだ。

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教育系のおもちゃ開発で知られるSifteoは、2009年に立ち上がった。同社はユーザー体験のデザインやインタラクティブ技術に優れており、今回の買収により、Sifteoが持つ技術がどのように一般消費者向けのドローン産業に応用されるのかは非常に興味深い。



3D Roboticsはドローンとアプリを組み合わせた体験なども提供している。Sifteoを買収したことにより、ドローンを使ったゲームが今後生まれる可能性があることがわかる。

3D Robotics

ドローンも3Dプリンターと同様に、デバイス本体の機能がどれだけ向上していくのかということにも注目だが、デバイスを有効に活用してどのような体験やサービスを生み出していくのかということにも注目する必要がある。

以前本誌では銃型ゲームコントローラー「Delta Six」や物理的なフィードバックが得られるゲーム用ベスト「KOR-FX」などを紹介しているが、ハードとソフトを組み合わせたゲーム開発は今後注目の領域だ。

世界ではスマートトイも続々と登場しており、いくつかの視点から今回の買収は注目だ。

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