訪日観光客向けのチャットコンシェルジュ「FAST JAPAN」がTLMやKVPなどから2,500万円を資金調達

by Yukari Mitsuhashi Yukari Mitsuhashi on 2016.7.15

Fast-Japan

訪日観光客向けのチャットコンシェルジュサービス「FAST JAPAN」。2015年11月の会社設立後、今年3月に入ってサービスの本格展開を開始しました。そんな同社が、創業期のエンジェル投資以来となる2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。今回のラウンドには、TLM、KVP、また個人投資家が参加しています。

右肩上がりで伸びる訪日観光客をターゲットに見据えたサービスが増えています。FAST JAPANは、Facebook Messenger、LINE、また自社サービスのチャット機能を用いて、日本への旅行に関連する質問や相談を受け付けています。ユーザそれぞれが慣れ親しんだツールを活用できる、この「分散型コンシェルジュ」はFAST JAPANのこだわりの一つです。

ユーザから集まる質問の内容は幅広く、おすすめの観光地、ホテル、レストラン、また道順などにまつわる相談が寄せられています。現状、英語で提供されるチャット相談ですが、今のところ相談料は無料です。 また、FAST JAPANは英語と繁体字(台湾・香港向け)の2言語に対応した訪日観光客向けのメディアを運営。訪日の割合が高い台湾からのアクセスが大半を占めます。

FAST JAPANを手がけるのは、片野 由勇岐さん。以前運営していたソーシャルギフト事業を閉鎖し、今回新たな挑戦に臨みます。

「留学するなど、以前からいろんな国の人とコミュニケーションを取ることが好きでした。プロダクトを通じてコミュニケーションが取れて、かつ自分が日本人であることを活かせる領域と考えてインバウンド事業にたどり着きました。その中でも、旅行における意思決定に一番近いサービスと考えて、チャットコンシェルジュという形を選びました」。(CEOの片野 由勇岐さん

利用者数の増加から確かな手応えを感じていると話す片野さん。今回の調達を受けて、チャットオペレーション体制の構築、またスケーラビリティのあるチャットサービスのモデルを開発していくとのことです。

「将来的には日本だけに限らず、世界中どこに旅行をしていてもチャットサポートを受けられるパーソナルアシスタントを作っていきたいです」。(CEOの片野 由勇岐さん

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