中国市場撤退後、ラテンアメリカ制覇に向けて動くUberが運転手に向けてドローン広告を展開

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<ピックアップ> These creepy Uber drones adverts are the future we all deserve

中国における競合の「Didi Chuxing」と熾烈な戦いを続けた後、結局、今年8月頭に中国市場から全面撤退の判断を下したUber。この戦いに、同社は2年間で20億ドルの資金を注ぎ込んだという。

中国市場から撤退したことで、Uberが注目するのがラテンアメリカ市場だ。すでに、メキシコシティは世界中の都市の中で一番取引が多く、またブラジルは北米とインドに次いで3番目に大きな市場となっている。

ハイヤー配車の競合がまだ未熟な今の時点でラテンアメリカ市場を制覇するべく、アグレッシブな動きに出ているようだ。Bloombergによると、先日、メキシコシティで車のほんの少し上空を広告をぶら下げたドローンが飛んでいた。広告には、「ひとりで運転していますか?」とあった。

UberPOOLのためのプロモーションの一環ということだが、メキシコの航空法はまだ規制されていないのだろうか。間違いなく、よそ見運転を誘発しそうだが。

ちなみにUberは現在ラテンアメリカの65都市で事業展開している。2017年終わりまでにこれを倍にまで伸ばすことを目指している。

via. MIT Technology Review

 

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