これら卓越したビジョナリーの中で、Lightspeed China Partners(光速中国) の共同設立者でマネージングディレクターの James Mi (宓群)氏は、中国の VC 投資家トップ50のうち50位にランクインしている。Google の経営企画部門ディレクターであった彼は、Rong360(融360)や MediaV(聚效)などへの投資を成功させている。
Lightspeed China Partners(LCP)はファンド III(Lightspeed China Partners III, L.P.)を6月に最終的に締め切り、2億6,000万米ドルを調達した。LCP はまた、目標額5億人民元の同社初の人民元建てファンドが、多額の資金を調達し締め切ったことも発表した。
人民元ファンドにより、Lightspeed China は中国国内 IPO により適した企業に投資することが可能になります。国内の株式市場は VC 投資家にとってより有効なイグジットの手段になってきています。Lightspeed はモバイルインターネットのトップ企業 Lian Luo Hu Dong(連絡互動)に投資しており、同社は中国内で上場し、現在の時価総額は430億人民元(64億米ドル)です。Lightspeed はこれで50倍を超えるリターンを得ました。インターネットセキュリティのように、海外資本制限により海外ファンドが中国に投資しにくい分野がありますが、人民元での投資はより適しています。
私たちはまた、Pinduoduo(拼多多)や Pinhaohuo(拼好貨)に投資しました。設立者は e コマーススタートアップを何度も立ち上げたシリアル起業家で、同社は WeChat の SNS を活用し素晴らしい業績をあげ、取引総額を1年前のゼロから今年600億人民元(89億米ドル)近くにまで伸ばしました。
Google の役員としての過去の経験は、スタートアップへの投資にどう役立っていますか?
私は2003年に Google 中国のビジネスをゼロから立ち上げ、製品と戦略を統括しました。この経験により、私はインターネット業界の将来のトレンドや、大企業がうまくやれない分野でのスタートアップのチャンスなどについて洞察力を得ることができました。このおかげで Ganji、Dianping、MediaV そして Rong360 などに初期から投資することができました。私はまた、Google 中国のジョイントベンチャーの仕組みを作り上げ、Google の中国での ICP(Internet Content Provider)ライセンスを取得しました。この経験により、 Lian Luo Hu Dong をこのジョイントベンチャーの仕組みを取り入れた初のモバイルインターネット企業とすることができ、中国株式市場に ICP として上場することができました。
本稿は、Geektime 英語版に掲載された記事を、Geektime の了解を得て日本語に翻訳し掲載するものである。 The Bridge published the Japanese translation of this original article on Geektime in English under the permission from Geektime. Washington …
本稿は、Geektime 英語版に掲載された記事を、Geektime の了解を得て日本語に翻訳し掲載するものである。 The Bridge published the Japanese translation of this original article on Geektime in English under the permission from Geektime.
Washington Post の数ヶ月に渡る調査から、コンゴ民主共和国(DRC)に始まり最後には消費者のiPadやスマートカーのリチウムイオン電池にまで行き渡る世界的なコバルトのサプライチェーンでは、いまだに権利侵害や問題あるビジネス習慣がのさばっていることが明らかになった。
その調査では、世界最大の ICT や自動車会社を含め、複数の製造業の関与が示唆された。
Washington Post は調査を行い、給料日も、法的権利、道具、保護具もほとんど持たない採鉱「職人」がコバルトの原鉱を採掘しそれを商社や中間業者に販売する、というサプライチェーンについて詳述した。精錬した鉱石の主な買い手は、中国のHuayou Cobalt(華友鈷業)の子会社である Congo DongFang International Mining であり、今でも Apple の主なサプライヤーである。
Huayou は他の中国国有企業と共同で、アフリカにおける業務効率化を目的としてコンゴの国営採鉱企業である Gecamines から鉱業権を含む広大な土地を近年購入した。欧州の多国籍企業が製品の供給過剰のせいで業務を縮小する一方で、中国企業は長期的なアクセスを確保するためにどんどん市場に参入してきている、と南アフリカの Mail & Guardian が3月に報告している。
Huayou は Washington Post に対し、「サプライチェーン管理に対する認識が不十分である」ことを認めている。
ゴブリンの魔法の元素
Gecamines 社が保有する、コンゴの Kolwezi にあるコバルト鉱山 CC BY-NC 2.0 via Flickr by Fairphone
東京のスタートアップ・インキュベータ Open Network Lab は13日、Seed Accelerator Program 第13期のスタートアップを披露するデモデイを開催した。このバッチには、日本の内外から合計88チームのエントリ(うち、海外から22チーム)があったが、中から5チームが選抜され3ヶ月間にわたってメンタリングや支援を受けることとなった。なお、5チームのうち、1チームはデモデ…
東京のスタートアップ・インキュベータ Open Network Lab は13日、Seed Accelerator Program 第13期のスタートアップを披露するデモデイを開催した。このバッチには、日本の内外から合計88チームのエントリ(うち、海外から22チーム)があったが、中から5チームが選抜され3ヶ月間にわたってメンタリングや支援を受けることとなった。なお、5チームのうち、1チームはデモデイを待たずに解散、もう1チームは Open Network Lab が内部で規定する条件に達しなかったため公開されず、結果、3チームがデモデイでピッチした。
これまでの Open Network Lab でのデモデイは、主要メンターやでデモデイに参加した聴衆らによる審査投票の形式がとられることが多かったが、今回は以下の審査員5名による審査をもとにチームが表彰された。
<ピックアップ> X.ai’s intelligent meeting scheduler is now open to all 今年の4月にソフトバンクキャピタルなどから2,300万ドルを調達した「x.ai」。x.aiは、会議の設定だけに特化したAIバーチャルアシスタントで、約3年間にわたってそのプロダクトを開発してきた。 X.ai が2300万ドルを調達、AIパーソナル…