<ピックアップ> Why Uber will fail in Jakarta, and why it won’t
Uberが香港とベトナムで操業を開始したそうです。記事にもありますが香港はタクシー天国でどうして進出が遅れたのかわかりませんが、これでアジアパシフィック地区でのUber利用可能地区は25カ国になりました。 特にベトナムやシンガポールでは現地でがんばっているGrabTaxi(東南アジア中心に6カ国)との戦いが気になるところでもあります。
これは北米で繰り広げられてるLyft同様、パワープレイになったらひとたまりもなさそう、と思いきや、シンガポールで話を聞くと「いや、両方使ってるよ」という話もあるので、とりあえずスコールの中でタクシーつかまればなんでもいいというのが本音かもしれません。
<参考記事> Uber、「ライバルLyftのドライバーを引き抜いてくれたら250ドルの無料券あげる」という直球を投げ込む
さて、ひとつ気になる記事がTech in Asiaにありました。ジャカルタではUberは苦戦するだろう、という話題です。ざっとかいつまむと理由は下記の通り。
- 他の交通手段が揃ってる:特にBlue Birdタクシーが有名なブランドになってる
- ジャカルタはまだ3G通信で遅い:モバイルインターネットが使えないと厳しい
- クレジットカードの低い普及率:支払にアドバンテージがあるはずなのに、対人口比率で10%しかクレカを持っていない
一方で、ワークする可能性の方も言及しています。
- Uberはブランドになりつつある
- ジャカルタの技術的な課題は時間の問題
- クレジットカードを持っている富裕層を対象にすればいい
- Uberは潤沢な資金力がある
アジア圏は各国でその課題が少しずつ違いますので、こういった課題をひとつひとつ眺めながら、Uberの展開方法を追いかけるのも大変興味深いです。
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