都市内配送サービスを提供している中国のスタートアップ Shansong Express(閃送)は、SIG Asia Investment(海納亜洲創投)とYi Capital(執一資本)がリードしたシリーズCラウンドで5,000万米ドルを調達したと発表した(姉妹サイトTechNode中国語版による報道)。このラウンドには、中国の資産家 Wang Jianlin(王健林、Wanda Group=万達…
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都市内配送サービスを提供している中国のスタートアップ Shansong Express(閃送)は、SIG Asia Investment(海納亜洲創投)とYi Capital(執一資本)がリードしたシリーズCラウンドで5,000万米ドルを調達したと発表した(姉妹サイトTechNode中国語版による報道)。このラウンドには、中国の資産家 Wang Jianlin(王健林、Wanda Group=万達集団会長)氏の子息である Wang Sicong(王思聰)氏が支援するファンド Prometheus Capital(普思資本)も参加した。
Hayo が目指すのは、家中のすべてを手で操作できるようにすることだ。同社は本日(2月8日)Indiegogo でクラウドファンディングキャンペーンを開始した。調達した資金は、手を動かすだけで家中のモノが操作できるジェスチャーコントロールシステムの開発に充てられる予定だ。 このシステムでは、IoT デバイス、つまりネットに接続されたスマート家電製品であれば、その操作が可能だ。このアイデアによって、…
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Hayo が目指すのは、家中のすべてを手で操作できるようにすることだ。同社は本日(2月8日)Indiegogo でクラウドファンディングキャンペーンを開始した。調達した資金は、手を動かすだけで家中のモノが操作できるジェスチャーコントロールシステムの開発に充てられる予定だ。
Hayo はユーザの周りのモノと空間をスキャンして、デバイスにつながる魔法の「スイッチ」を家中に作り出すことにより、簡単でスクリーンのいらないデバイス操作を可能にする。Hayo の拡張現実(AR)ベースのアプリケーションを利用して操作手段となるスイッチとモーションを設定すれば、照明やスピーカー、監視カメラ、空調に至るまで、すべてを自分の体を使って起動させることができる。
ニューヨークを拠点とする Hayo が想い描いているのは、あなたとパーティーのゲストが手首をクイッと動かしたり手を振ったりするだけで、家中のすべてを操作できるような未来だ。キッチンで手を上げてスピーカーを起動させたり、テーブルの角をタップしてテレビのボリュームを調整したり、照明を指差して点けたり消したりできるのだ。
Hayo は身の回りのあらゆる物理的なモノを拡張し、バーチャルに操作できるようにする。モノへのコンタクト方法に関しては、思いつく限りのすべての方法に対応している。
CEO を務める Gisèle Belliot 氏は声明でこう語る。
私たち Hayo のメンバーは、とにかく今までに無いものを生活に取り入れていきたいと考えています。私たちはユーザ自身が便利なリモコンを作れるようにするなど、空間解析技術を通じて生活をより良くするための努力をしています。 コミュニティに味わってもらいたい4つの核となる価値として、能力強化、適応性、魔法、コラボレーションがあり、Hayo はそのほんの始まりです。
2015年7月に Space Connect として設立された後、Hayo は José Alonso Ybanez Zepeda 氏と Belliot 氏の夫妻チームによって生み出された。
Hayo は、特許取得済みの空間解析技術を使って拡張現実を消費者に提供している。Hayo のコアソフトウェア開発には、Ybanez Zepeda 氏が持つソフトウェア開発での20年以上の経験と、画像処理と信号処理分野での12年の経験が活かされている。Belliot 氏はソルボンヌ大学を卒業した後、L’Oreal や YSL などの企業でクリエイティブ業界のさまざまなプロジェクトを率いた。その後、Ybanez Zepeda 氏と Hayo を結成した。
Hayo を支援する投資家には、Uber の共同設立者である Oscar Salazar 氏、Two Rivers の Joshua Kazam 氏とDavid Tanen 氏、Falcon Edge の Rick Gerson 氏、Creative Valley の Yann Gozlan 氏、Auriga Partners の Arnault Guilhem Le Ribault 氏、VR/AR ショップ Eon Reality の Thierry Frey 氏らがいる。
東京を拠点とするスタートアップ Studio Ousia は16日、Samsung Venture(삼성벤처투자)から1.5億円を調達したことを発表した。同社にとっては2012年に実施したニッセイ・キャピタルからの7,000万円の調達、東京のシステム開発会社エヌアイデイ(東証:2349)からの1億円の調達に続くものだ。 Studio Ousia は先ごろ、ディープラーニングを用いた人工知能質問応答…
東京を拠点とする apples & oranges は16日、東京下町の職人が作り出す同名のテキスタイルブランドを立ち上げ、その第一弾として、テキスタイル4柄とハンドメイドのバッグを発表した。量産のための資金調達とブランド/商品露出を意図して、今日から「Makuake」上でクラウドファンディングを開始した。 apples & oranges ではオリジナルのテキスタイルを用いて、東…
apples & oranges ではオリジナルのテキスタイルを用いて、東京の縫製職人の技が活きるハンドメイドのハンドバッグを展開していくとしている。神田・日暮里・浅草などには今も多くの縫製職人が仕事を営んでいるが、機械縫製の安価な製品に押され、以前に比べて営業状況は厳しいものとなっている。ハンドメイドという原点回帰と、縫製職人に商流のイニシアティブを取り戻してもらうという観点では、「nutte(ヌッテ)」を運営するステイト・オブ・マインドや「Factelier(ファクトリエ)」運営するライフスタイルアクセントなどとも共通するコンテキストを感じとることができる。
小田駿一氏
apples & oranges を立ち上げたのは、JT(日本たばこ、東証:2914)在籍時の2015年にヒトメディアとの合弁でヒトトキインキュベータを立ち上げ、学生時代にはファッション雑誌の立ち上げや編集に携わっていたという異色のキャリアの持ち主である小田駿一氏だ。小田氏の実家は縫製工房を営んでおり、昨今の業界の状況を打破すべく apples & oranges を立ち上げた。小田氏のほかにも、テキスタイルデザイナーの中原緑氏、音楽アーティストの佐久間海土(かいと)氏、ソーイストの福田郁子氏といった個性豊かな顔ぶれがチームに参加している。