Uber、禁止地域における政府の目をごまかすため本物のアプリのように機能する偽アプリを活用?!

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Photo credit: Uber app via Flickr by freestocks.org

<ピックアップ> Uber backtracks on shady Greyball tool allegedly used to avoid authorities

最近、「Uber」の評判を下げるニュースが後を絶たない。今度は、ニューヨークタイムズの記者によって、Uberが捜査官からの操作を退くためにアプリを使っていたという事実が報道された。

記事によると、同社はまず、さまざまな方法で特定のユーザが政府関係者(従業員)であるかどうかを特定していた。その上で、「Greyball」と呼ばれる社内ツールを活用。

Uberの利用が制限または禁止されている土地で、政府の捜査官がUberを立ち上げようとすると通常のアプリの代わりにGreyballが立ち上がる。

Greyballの見た目はUberのアプリと全く同じで、捜査官をごまかすため、偽の”ゴースト・カー”が表示され、それを予約しようとすると即座にキャンセルされる仕組みだった。

今回の報道に対して、Uberのチーフ・セキュリティ・オフィサーであるJoe Sullivan氏が同社のブログで反応した。

彼によると、Greyballは地域の捜査官の目をごまかす目的で開発されたものではなかったという。しかし、そのような使い方は可能だとコメントし、そのような使い方を防ぐための方法を考えていると。

詳細は、ニューヨークタイムズの元記事をご参照いただきたい。

via. The Next Web

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