BRIDGE

タグ TransferWise

TransferWiseとAlipay(支付宝)、送金サービスで提携——手数料高止まりの銀行を尻目に、数十億米ドル規模のグローバル送金事業を確立へ

SHARE:

TransferWise は18日、TransferWise ユーザが17通貨から人民元を AliPay(支付宝)ユーザに送金できるようになる予定だと発表した。TransferWise、AliPay の両サービスの送金サービスのリーチを拡大する。 重要視すべき理由:銀行を介した送金手数料の高さ(世界平均で送金額の7%)から、利便性を高めコストを削減するサービスに活路を開いている。 AliPay の…

Image credit: TransferWise

TransferWise は18日、TransferWise ユーザが17通貨から人民元を AliPay(支付宝)ユーザに送金できるようになる予定だと発表した。TransferWise、AliPay の両サービスの送金サービスのリーチを拡大する。

重要視すべき理由:銀行を介した送金手数料の高さ(世界平均で送金額の7%)から、利便性を高めコストを削減するサービスに活路を開いている。

  • AliPay のユーザは世界中に12億人いるのに対し、イギリス企業の TransferWise のユーザは600万人だ。今回の提携により、両社は数十億米ドル規模のグローバルな送金ビジネスを確立することが可能になる。

詳細情報:今回の提携を発表した声明で、TranferWise は「ユーザが Google で目にしているような、外貨為替の実行レートで送金が可能になるだろう」と述べている。

  • TransferWise のユーザは毎月、Alipay のアカウントに最大5回まで送金できる。1回の送金の最高限度額は31,000人民元(約48.5万円)で、年間合計限度額は50万人民元(約780万円)。
  • 受け取り側の Alipay アカウントは、中国公民で銀行カードをリンクしておく必要がある。
  • TransferWise の共同創業者兼 CEO である Kristo Käärmann 氏は、今回の提携が「ユーザから最も要望の多かった機能の一つ」であると述べている。

背景:TransferWise との提携は、AliPay の越境送金に関する初の提携だった1月に発表された Worldremit との連携や、昨年11月に発表された Finablr(Travelex やアラブ首長国連邦取引所の持株会社)との連携と比べ物にならない。

  • TransferWise との提携は、AliPay がヨーロッパ市場でマーケットシェアやアクセスをもつ企業と協業したいという、以前からの熱望を示唆するものだ。アメリカに比べると、ヨーロッパ市場は金融規制の落とし穴が少ないと考えるアナリストもいる。
  • Ant Financial(螞蟻金融)は既に、香港やフィリピンのユーザ向けにブロックチェーンを使った越境送金サービスをローンチしている
  • 中国国内のユーザは送金では世界第2位の市場で、2018年には670億米ドルが取引された。
  • 世界銀行によれば、低所得者層や中間層の多い国々への送金は、2019年に5,500億米ドル、2021年までに5,970億円に達する見込みで推移している

<関連記事>

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

TransferWise、2億8,000万米ドルを調達——アジア太平洋地域での国際送金サービスを拡大へ

SHARE:

国際送金サービスの TransferWise は、資産管理会社の Old Mutual Global Investors(OMGI)とシリコンバレーの IVP がリードする資金調達ラウンドで2億8,000万米ドルを調達した。Sapphire Ventures のほか三井物産、World Innovation Lab、Richard Branson 氏、Andreessen Horowitz、Bai…

TransferWise-taavet-hinrikus-and-kristo-kc3a4c3a4rmann
(上)設立者の Taavet Hinrikus 氏と Kristo Käärmann 氏

国際送金サービスの TransferWise は、資産管理会社の Old Mutual Global Investors(OMGI)とシリコンバレーの IVP がリードする資金調達ラウンドで2億8,000万米ドルを調達した。Sapphire Ventures のほか三井物産、World Innovation Lab、Richard Branson 氏、Andreessen Horowitz、Baillie Gifford も投資に参加した。

2010年にロンドンで設立された TransferWise は、ピアツーピア(P2P)の国際送金サービスを提供している。送金の際経由する銀行を迂回するため、費用が安くて済む。

同社は以前にも約1億2,000万米ドルを調達していたが、今回のキャッシュ投入を受けて新製品の開発とインドを含むアジア太平洋への注力を進める計画だ。さらに、最近発表された企業が異なる通貨を預けることができる「国境のない(ボーダーレス)銀行口座」の拡充にも活用される。2018年には欧州で消費者向けのボーダーレス口座とカードの事業を開始する計画もある。

共同設立者兼会長の Taavet Hinrikus 氏は次のように話している。

TransferWise を必要としている世界中全ての人にサービスを届けるのが私たちのミッションです。

今では当社のプラットフォームを使って毎月10億ポンド(13億米ドル)以上が送金されています。本国にいる親類への援助、国外への公共料金支払い、新たな領域への事業拡張など理由は様々です。しかし10億ポンドといっても、全体の市場からするとごく一部。つまり、たくさんの人が今でも銀行や従来のブローカーに日々手数料を搾取されているのが現状です。

2017年初めから利益を計上できるようになり、 今では世界42か国の200万人以上にサービスを提供しているという。ロンドン、シンガポール、東京、シドニーなど世界中の主要拠点で800人が勤務している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

TransferWise、Facebook Messenger上で簡単に海外送金ができるボットをローンチ

SHARE:

海外送金サービス TransferWise は、新たな Facebook Messenger ボットを導入した。これにより、顧客は Facebook Messenger 上から直接送金したり、レートアラートをセットすることができる。 ロンドンで2010年に設立された TransferWise は、銀行を迂回させることでコストを抑えたピアツーピア(P2P)国際送金サービスを提供するために、株式発行に…

transferwise-930x523
TransferWise: Facebook Messenger ボット

海外送金サービス TransferWise は、新たな Facebook Messenger ボットを導入した。これにより、顧客は Facebook Messenger 上から直接送金したり、レートアラートをセットすることができる。

BotTW-300x376
TransferWise のボット

ロンドンで2010年に設立された TransferWise は、銀行を迂回させることでコストを抑えたピアツーピア(P2P)国際送金サービスを提供するために、株式発行によってこれまでに約1億2,000万米ドルの資金調達を行っている。同社を支援する投資家には、Richard Branson 氏や PayPal の共同設立者 Peter Thiel 氏などがいる。

ここ数年で多くの有名企業が Facebook Messenger を活用し始めており、現在 TransferWise はそうした企業の後に続こうとしている。自動カスタマーサービスボットがユーザの送金をガイドする。アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、カナダからの送金が可能だ。Messenger を使用してレートアラートを設定することもできる。つまり、希望通貨間の最新のレートを毎日受け取ることができるのだ。

TransferWise での私たちの使命は、世界中の皆様に、より速く、安く、便利な国際送金サービスを提供することです。

TransferWise でグローバルパートナーシップ部門の責任者を務める Scott Miller 氏はブログ記事の中でそう語る。

Messenger 用の TransferWise ボットを構築することは、その使命達成に向けた大きな一歩です。また、これが、メッセージング、銀行、ビジネス決済のほぼ全てのシステムに TransferWise をシームレスに統合する上で、私たちの API をどのように利用することができるのかを示す好例となりました。

Facebook は、Messenger をプラットフォームとして成長させる計画を2015年に発表した。そのプラットフォームでは、膨大な数のユーザを誇る Facebook のメッセージングサービスを通じて、小売業者や企業が直接顧客とつながることができるというものだ。また、Facebook によると、Messenger 上には現在3万を超えるチャットボットが存在しており、それらはフライト予約ピザの注文の他さまざまな面で役に立っているという。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】