Plug and Play Japan、アクセラレータプログラム「Batch 1」ヘの応募受付を開始——日産をパートナーに迎え、テーマに「モビリティ」を追加

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Plug and Play Japan ローンチの模様
Image credit: Plug and Play Japan

シリコンバレー・サニーベールに本拠を置くアクセラレータ Plug and Play の日本プログラムである Plug and Play Japan は1日、アクセラレーションプログラムの BATCH 1 に参加するスタートアップの募集受付を開始した。募集テーマはこれまでのフィンテック、IoT、インシュアテックに加え、今回から日産自動車を企業パートナーに迎えたことで、モビリティが追加される。

Batch 1 では約40社が採択される予定だ。採択されたスタートアップには、Plug and Play のメンターによるメンタリングやシリコンバレーでのピッチ機会が提供されるほか、東京・渋谷のコワーキングスペース「Plug and Play Shibuya powered by 東急不動産」をプログラム期間中は無償で利用できる。募集は本日から3月31日まで実施され、プログラムは6月6日から開始される。

Plug and Play Japan 上陸とあわせ昨年11月8日にスタートした Batch 0 には、21社のスタートアップが参加している。今月23日には、3ヶ月間に及んだアクセラレーション期間中の成果が披露される BATCH 0 のデモデイが開催される。

日産がパートナーに加わったことで、Plug and Play Japan のパートナーは合計11社となった(MUFG、東急不動産、SOMPO ホールディングス、パナソニック、電通、富士通、フジクラ、ADK、デンソー、日本生命、日産)。日産は今週、ルノー・三菱自動車をあわせた3社からなるルノー=日産アライアンスで、自動車生産台数で世界最大となったことを発表している。先月ラスベガスで開催された CES 2018 で、日産は脳波測定による運転支援技術「Brain to Vehicle(B2V)」を出展し話題をさらった。

他に日本の自動車メーカーがスタートアップ・エコシステムに関わる事例としては、トヨタ自動車が昨年からオープンイノベーション・プログラム「TOYOTA NEXT」を開始している

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