ノーコードプラットフォームのWebflowは、総額1億4,000万ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家にはAccelとSilversmithが参加し、AlphabetのCapitalGも同ラウンドに参加している。WebflowはAllianz、Rakuten(楽天)、Zendesk、Dellなどエンタープライズでも活用されているツールだ。今回のラウンドにて同社は21億ドルの評価額となったとされている。
17カ月前に行われたシリーズAラウンドにて、同社は4億ドルのバリュエーションで資金調達を実施していた。それから、同社は有料顧客を2倍にあたる約10万人に増加させ、セキュリティー監査やAWSを活用したDDoS対策、モニタリング機能などを追加し、エンタープライズ向けのサービスを充実させてきた。
ローコード市場
ウェブ上には今までもノーコードで設計されたウェブ構築ツールは多くあり、65億ドルを超える市場規模を作り上げてきた。ナスダックに上場しているWixは既に150億ドル規模の企業に成長し、Squarespaceも上場に向け準備を整えているとされる。
しかし、Webflowは他社とは違いビジュアルキャンバスからプロフェッショナルなサイトを構築できるという点で一線を画している。同社共同創業者でCEOのVlad Magdalin氏は「Webflowはテンプレートに依存するのではなく、どんなプロフェッショナルなウェブサイトでも1からデザインすることにこだわっています」と述べている。(次につづく)
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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