ゲームパブリッシャーCarry1st、2,000万米ドルを調達——Googleやa16zがアフリカでWeb3ゲーム投資を強化(1/2)

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Carry1st 創業者の3人。左から、Tinotenda Mundangepfupfu. 氏、Lucy Hoffman 氏、Cordel Robbin-Coker 氏
Image Credit: Carry1st

Carry1st は、アフリカ市場の需要喚起を目的としたモバイルゲームパブリッシングプラットフォームのために、著名な投資家から2,000万米ドルを資金調達した。

Web の先駆者である Marc Andreessen 氏と Ben Horowitz 氏が設立した Andreessen Horowitz(a16z)、Avenir、 Google が参加した。このラウンドは、a16z にとってアフリカに本社を置く企業への初の投資となり、パートナーの David Haber 氏(フィンテック担当)と Jonathan Lai 氏(ゲーム担当)はオブザーバーとして Carry1st の取締役会に参加する予定だ。

このラウンドには、グラミー賞受賞者で有名な仮想通貨投資家 Nas や、Chipper Cash、Sky Mavis、Yield Guild Games の創業者ら、著名なエンジェル投資家が参加した。さらに、Riot Games、Konvoy Ventures、Raine Ventures、TTV Capital など、Carry1st の2021年5月のラウンドに参加した投資家もフォローオン参加した。

アフリカの急成長

成長スピードの速いモバイルゲーム市場上位6つのうち4つがアフリカの国々だ。
Image credit: App Annie

アフリカには約11億人のミレニアル世代と Z 世代がいて、、彼らは大きなテクノロジーアダプターだ。モバイルインサイト企業 App Annie によると、アフリカはモバイルゲームのダウンロード数が最も伸びている地域だ。そのため、ゲーム VC ブームがアフリカに到来しようとしているのだ。

Newzoo と Carry1st が2021年に発表したレポートによると、サハラ以南のアフリカのゲーマー数は10年間で275%増加し、728%の収益増につながるとされている。Carry1st は、国内外のモバイルゲーム会社がこれらの消費者に利益をもたらすためのパイプ役になると自らを位置づけている。

Carry1st の共同創業者兼 CEO Cordell Robbin-Coker 氏は、次のように述べている。

アフリカのゲームエコシステム、特に無料プレイゲームの成長に満足している。そのため、アフリカを訪れる VC や戦略的投資家が増えている。中東に大規模な投資をしたら、最後のフロンティアはアフリカだ。そして、アフリカではすでにフィンテックの領域で爆発的な成長が見られる。

国際および地域のゲームスタジオは、流通やデジタル決済のエコシステムが断片的で未解決であるため、アフリカで収益を上げるのは難しいと感じることが多いようだ。筆者は、モバイルゲームの普及と収益化に関して、アフリカが最終的に中国やインドのような大きな地域の足跡をたどることができるのか、いつも不思議に思っていたので、Carry1stを注意深く観察してきた。

Carry1st は、月間96%の収益成長率を背景に、追加調達した資金をコンテンツポートフォリオの拡大、プロダクト、エンジニアリング、成長チームの拡大、数千万人の新規ユーザ獲得に充てる予定だ。特に、Carry1st は、ゲームの共同開発を拡大し、大手ゲームスタジオと協力してオリジナルコンセプトを開発し、Play-to-earn のゲームをサポートするためのインフラを開発している。

Robbin-Coker 氏は GamesBeat のインタビューで、次のように語った。

調達した資金でで一番やりたいことは、コンテンツのポートフォリオを拡大することだ。現在、7つのゲームのライセンスを取得している。我々は、無料プレイで世界的に成功したタイトルをさらに調達することに、本当に積極的になりたいと考えている。

後編に続く)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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