営業支援AI SaaS「Magic Moment Playbook」運営、シリーズBで12億円を調達

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Image credit: Magic Moment

<7日午後2時更新> 本稿初出時、「デットを含む11億円超の調達」と推定したが、正しくは「デットを含まない12億円の調達」と判明したため、タイトルと本文を一部差替。

営業パーソンに次のアクションを提案する AI SaaS「Magic Moment Playbook」を開発・提供する Magic Moment は7日、シリーズ B ラウンドで調達を完了したと発表した。ラウンド単体での調達金額は非開示だが、明らかになっている累積調達額と過去の調達額の差から11億円超と推定される。12億円。なお、この金額には一部、金融機関からのデットが含まれる。

今回のラウンドは、DNX Ventures がリードし、DCM Ventures と三井物産(東証:8031)が参加した。累積調達額はデット含め20億円。DNX Ventures と DCM Ventures はシリーズ A ラウンドに続くフォローオンでの参加。

Magic Moment は2017年3月、Google 日本法人で SMB 向け商品の営業統括部長などを務めた村尾祐弥氏により設立。2021年1月に Magic Moment Playbook を正式ローンチした。

Magic Moment Playbook は、CRM(顧客管理)や MA(マーケティングオートメーション)とリアルタイムで情報を同期、営業チームにおける過去の成功事例をもとに「導入を決定するために電話しましょう」「決裁の状況を確認するためにビデオ会議をしましょう」などといった提案をしてくれるプラットフォームだ。

Image credit: Magic Moment

商談の状況やログイン頻度など顧客のアクティビティをもとに、最適なコミュニケーション内容を自動提案する機能「Playbook シーケンス」を使えば、顧客とのコミュニケーションも自動化できる。

Magic Moment Playbook は、機械にできることは機械に対応させ、人間はよりクリエイティブなタスクに時間を割けるようにすることを狙って、システムが開発されている。営業担当者はより新規案件の受注など、より高い創造力を求められる作業に時間を割くことが可能になり、営業生産性の向上に寄与することが期待できる。

Magic Moment では今回調達した資金を使って、自然言語解析や機械学習領域への投資を開始、また、既存領域に関しても体制を強化し、開発速度を高める。営業・マーケティング体制を従来のエンタープライズ企業向けのチームに加え、全国の企業へ価値提案・支援を行うチームを新たに立上げ、日本企業の売上拡大と生産性改善に貢献するとしている。

via PR TIMES

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