GyazoのNotaが社名変更、検索型FAQ「Helpfeel」としてOne Capitalから6億円調達

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コンテンツキャプチャ「Gyazo」などを手掛けるNotaは9月5日、社名変更と増資について公表している。新社名はHelpfeelで、現在提供中の同名サービスと合わせたものとした。Helpfeelは独自のアルゴリズムで開発された「意図予測検索」を搭載する、検索型FAQシステム。インクリメンタルサーチによって検索キーワード入力中に候補となるページを表示することで、快適なFAQ検索体験を提供できるのが特徴。カスタマーサポートやコールセンターなど顧客対応部門の負担を軽減すること狙い、2019年からサービスを提供。リリース3年で導入企業は100社を超える。

シリーズCラウンドの第三者割当増資を引き受けたのはOne CapitalとSalesforce Ventures、みやこキャピタルの3社。調達した資金は総額6億円で、これまでの累計調達額は13億円になった。前回のラウンドに引き続きリード投資家はOne Capitalが務めている。

同社は同時に組織変更についても伝えている。これまで最高技術責任者(CTO)を務めていた共同創業者の増井俊之に代わり、新たなCTOに秋山博紀が就任した。秋山氏はKDDIグループが買収したビットセラーに共同創業者として参画し、FxCameraの開発などに携わったのちの2016年からNotaに移籍した人物。Gyazoの収益化などに貢献し、Helpfeelなど中心事業の開発に従事している。増井俊之氏はテクニカルフェローとして新プロダクト開発などに携わる予定。同社は増資した資金で開発体制など強化を進める。

via PR TIMES

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