売上連動型ファイナンス「Yoii Fuel」運営、One Capitalらから4.8億円をプレシリーズA調達

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Image credit:Yoii

出資や融資によらない、RBF(売上連動型ファイナンス)による資金調達サービス「Yoii Fuel(ヨイフューエル)」を提供する Yoii(ヨイ)は7日、シードラウンドで1億円を超える金額を調達したことを明らかにした。このラウンドは One Capital がリードインベスターを務め、インクルージョン・ジャパン、東京大学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)、三菱 UFJ 信託銀行、農林中金イノベーションファンド(農林中金とグローバル・ブレインが運営)、Plug and Play Japan が参加した。

これは Yoii にとって、2021年10月および2022年2月に実施したシードラウンド(総額で約1億2,500万円)に続くものだ。インクルージョン・ジャパンと農林中金イノベーションファンドは前回ラウンドに続く参加。今回ラウンドを受けて、Yoii の累積調達額は約6億円に達した。Yoii は調達した資金を使って、UX/UX 向上や与信モデル強化などプロダクト機能の強化、エンジニア・データサイエンティスト・HR 担当らの採用活動の推進、SaaS や D2C 企業を中心としたスタートアップへの顧客獲得活動の強化を行う。

Yoii は2021年4月、博報堂プロダクツを経て決済スタートアップ Omise に参画した宇野雅晴氏らにより創業。株式の希薄化が無く、連帯保証・担保無しで利用できる Yoii Fuel を2021年5月からクローズドベータ版として提供している。RBF による資金調達は世界的にも、アーリーステージの消費者向け直販ブランドや、e コマーススタートアップなどで人気を集めている、既存の方法に比べ資金調達が容易で、特に、サブスクや SaaS など定期的に売上が計上されるスタートアップでは、このスキームを利用しやすい。

RBF を扱うスタートアップとしては、ユニコーンとなったアメリカの Pipe に加え、カナダの Clearco、アメリカの Bloom、イギリスの Uncapped、アイルランドの Wayflyer といったプレーヤーが有名。アジアでは、インドの Velocity が昨年11月に Peter Thiel 氏率いる Valar Ventures から2,000万米ドルをシリーズ A 調達、シンガポールの Jenfi が昨年8月に630万米ドルをシリーズ A 調達しインドネシアとベトナムに進出した。

via PR TIMES

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