コミュニティ運営に必要な全機能搭載プラットフォーム「OSIRO」/KDDI ∞ Labo9月全体会レポ

杉山博一さん

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

オシロはコミュニティの運営および活性化を支援するスタートアップです。代表取締役社長の杉山博一さんは、デザインを得意とするクリエイターとして活動したのち、「日本を芸術文化大国にする」というミッションを掲げて起業しました。同社のサービス「OSIRO」は、コミュニティ活性化に必要な機能をすべて揃えたシステムと、コミュニティ運営の知見が豊富なプロデューサーのサポートをワンストップで提供するものです。

コミュニティ事業を展開する背景には、クリエイターに限らず、多くの企業やブランドが、顧客との関係構築を通じて体験価値を提供したいというニーズを抱えていることがあります。また、ファンや顧客のなかでも、熱量が高い人ほどファンどうしの横のつながりを求めているというデータもあるそうです。

従来は企業やブランドが、イベントやキャンペーンを実施しても、一時的な盛り上がりにしかつながらなかった。しかし、熱量が高いファンどうしが交流する場を提供することで、その盛り上がりを持続的なものにしていくことができる。(杉山さん)

OSIROはブランド専用のクローズドなSNSの中で、質の高いファンどうしがつながれるサービスを提供しています。一般的にコミュニティは、無料のツールで誰でも作ることができます。しかし、コミュニティ開設前に重要となる設計はないがしろにされがちです。そのためOSIROはコミュニティの設計段階からサポートしています。

また無料のコミュニティツールではできない機能を備えています。具体的には、ブログやチャット、イベント、独自通貨、ECなど、コミュニティ運営に欠かせないものばかりです。これらのツールをどのように活用すればコミュニティの効果を最大化できるのかについて、設計段階からコミュニティ開設後まで伴走支援していきます。さらに、AIによるコミュニティマネジメント機能も搭載することで、運営の手間を最小限に抑えています。

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