PaymeがWiLから4億円を調達、ジェネレーティブAIを使った営業支援AIローンチへ

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「セールススクラム AI」(画面は開発中のもの)
Image credit: Payme

給与前払いサービスサービス「Payme」を提供するペイミーは5日、World Innovation Lab(WiL)から4億円を調達したと発表した。これは明らかになっている範囲で、2019年7月の調達に続くものだ。また、あわせて AI ネイティブのセールステック事業に参入することを発表した。また、Payme はこれまでに約700社の約7万人にサービスを提供していて、2023年5月以降、流通金額などの主要 KPI と売上高が過去最高を記録しているという。具体的な数値は明らかにされていない。

ペイミーは2017年7月に創業、その2ヶ月後の2017年9月に Payme をβローンチした。2020年12月に、創業者の後藤道輝氏が CEO を退任し、双日出身で元 CFO の石井達規氏に経営のバトンが渡されたが、石井氏も2022年1月末で CEO を退任した。その後、2022年2月にコイニーの代表取締役社長を務めた卜部宏樹氏が CEO に、5月に公認会計士の宮澤佑輔氏が CFO に、8月にサイバーエージェントのゲーム事業部で CTO を務めた白井英氏が CTO に就任し、経営体制が刷新された。

ペイミーは今回の資金調達を受けて、既存の Payme 事業に加え、ジェネレーティブ AI を活用した「セールススクラム AI」を立ち上げる。セールススクラム AI は営業支援に特化しており、企業が効率的な営業活動を行うのを支援する。これにより、営業メンバーは顧客とのコミュニケーションに集中でき、文章作成や新人教育などのタスクが簡素化されるという。また、適切なデザインと支援により、組織全体でジェネレーティブ AI を効果的に活用することができるとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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