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ブライダル業界に特化したサービスやソフトウェアを提供する TAIAN は3日、プレシリーズ A ラウンドで約2.2億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのはジェネシア・ベンチャーズ、ANRI、三菱 UFJ キャピタル、SMBC ベンチャーキャピタル、静岡キャピタル、名前非開示の個人投資家1名。なお、調達額には商工組合中央金庫からのデットが含まれる。
これは同社にとって、2021年11月に実施したプレシードラウンド(調達額非開示だが、今回発表の累積調達額から逆算すると約4,800万円だったことになる)、2022年7月に実施したシードラウンド(約8,200万円を調達)に続くものだ。今回の調達を受けて、累積調達額は約3.5億円に達した。
TAIAN が提供する「Oiwaii」は、ブライダル業界に特化したオールインワンのクラウド型婚礼宴会システムだ。ブライダルフェアへの申込みや広告経由での申込み、来場から成約に至るまでの顧客情報、メニューオプションの見積り作成や受発注、挙式披露宴終了後の継続的な関係性構築までを一元管理することが可能だ。リリースから約2年で約1,600組の挙式披露宴を支援した。
また、カップルが結婚式のイメージに合わせて招待状や席次表を作成し、ゲスト情報をOiwaiiへ反映することができる「Concept Marry(コンセプトマリー)」も提供している。
今回調達した資金は、Oiwaii の強化、ブライダル DX から人生を彩るさまざまな祝いごとにフォーカスした領域拡大を目指し、新規事業開発への投資に使われる。同社では引き続き、ブライダル業界をはじめとしたホスピタリティ産業における生産性向上などの課題解決に貢献していくとしている。
via PR TIMES
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