NFTアバターでプレイできる格闘ゲーム「TAT」開発、Kreationが3.1億円をシード調達——GBがリード

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「Twelve Anonymous Tournaments(TAT)」
Image credit: Kreation

Kreation は1日、シードラウンドで約3.1億円を調達したと発表した。このラウンドはグローバル・ブレインがリードし、Spiral Capital、個人投資家としてウォルト・ディズニー・カンパニーのアジアゲーム部門を牽引した  Justin Scarpone 氏が参加した。また、 Scarpone 氏はアドバイザーに就任した。

Kreation は2021年、弁護士で、ディー・エヌ・エーで執行役員経営企画本部長、アカツキで取締役 CFO を務めた小川智也氏(Kreation CEO)、ストリートファッションメディア「ハイプビースト(HYPEBEAST)」の創業者として知られる和島昭裕氏(Kreation COO)らにより創業。2022年にはアメリカ法人 Kreation Verse を設立し、この法人が OVO Fund、XTech Ventures、W ventures から150万米ドルを調達している。

Kreation は日本のコンテンツを海外に広める Web3のグローバルパブリッシャーを目指している。これまで、パリコレブランド、Maison Mihara Yasuhiro の NFT の企画、プロデュース、サイバーファッションレーベル「THE HOUSE OF INSOMNIA」など、ファッションと Web3 を繋ぐ NFT プロジェクトを展開してきた。

2022年9月からは日本発 IP コンテンツとWeb3を繋ぐ取り組みとして、ゲーム型の NFT アートコレクション「Twelve Anonymous Tournaments(TAT)」プロジェクトを開始した。格闘ゲームの世界観を持つファイターアートコレクションを公開し、アメリカ、アジア、日本を中心に多くのフォロワーを獲得している。

同社では今回調達した資金を使って、すでに Discord 版としてテスト的に開発している TAT のゲーム開発を加速させ、2024年にモバイル版のローンチを目指すとしている。

via PR TIMES

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