電池用次世代カーボン素材を開発、東北大発の3DCが2.5億円をプレシリーズA1調達——リチウムイオン電池の性能・寿命を向上

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Image credit: 3DC

電池向けの次世代カーボン素材を開発する 3DC は23日、プレシリーズAラウンドを1stクローズし、2.5億円を調達したと発表した。このラウンドには ANRI、森松T&S が参加した。今回の調達を受けて、3DC の累計調達額は6.8億円に達した。これは同社にとって、2022年5月に実施したシードラウンドに続くものだ。

3DCは2022年に創業され、次世代の電池やキャパシタ、燃料電池などの蓄電・発電デバイスに向けたカーボン新素材「グラフェンメソスポンジ(以下、GMS)」の開発及び製造を行う。

GMS は、東北大学材料科学高等研究所西原研究室で約15年にわたる研究を経て開発された、炭素1原子分の厚みを持つスポンジ状の三次元構造を持つ革新的な素材。この素材は、従来のグラフェンが持つ耐久性や製造コストの問題を解決し、柔軟性が高いため、電池電極の構造変化に追従することができ、多様な応用が期待されている。

3DCは、リチウムイオン電池、燃料電池、リチウム硫黄電池、全固体電池、空気電池など、さまざまな種類の蓄電・発電デバイスにおいて、GMSを使用することによる高容量化、長寿命化、高電圧化などの電池性能の向上を目指しているという。こうした、安全で高効率・長寿命なバッテリーを実現することで、電力の効率的な貯蔵を可能にし、持続可能な社会の実現に貢献することを目的としている。

今回の調達により、同社は今後、GMS の製造体制の構築を進め、既存リチウムイオン電池の性能および寿命向上を目指すとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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