グローバルリスク情報取得ツール「Glocalist」運営、ニッセイ・キャピタルらからプレシリーズA1調達

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Image credit: Glocalist

グローバルリスク情報取得ツール「Glocalist(グローカリスト)」の開発・提供を行う Glocalist は22日、プレシリーズAラウンドを1stクローズし、資金調達を実施したと発表した。調達金額は開示されていない。

このラウンドは、ニッセイ・キャピタルがリードし、Ryobi AlgoTech Capital(両備システムズのCVC)らが参加した。これは同社にとって、2023年2月に実施した調達に続くものだ。今回の資金調達により、Glocalistは国内外のアライアンス強化や採用活動を強化し、事業拡大の加速を図る予定であるという。

Glocalistは、海外事業におけるリスクを日・英・現地語の3か国語で即時検知・共有する、グローバルリスク情報取得ツール。主要機能である「Publications」では、現地の公的機関や省庁等による公告を即時収集・翻訳し、発信される。災害情報など現地の状況をリアルタイムで把握できるなど、海外ビジネスリスクをリアルタイムで検知することができる。

また「Suggestions」機能では、弁護士など、各国の事情や法律に精通した専門家による解説記事を掲載し、個人情報保護法や労働法、税制など、変化をとらえたいトピックを素早く体系的に理解できるようにしているという。

さらに、進捗管理を一元管理し、ピックアップしたリスクに対してどのような対策を取っていくかを管理することができる「Actions」機能も提供されている。タスク管理やユーザー同士のコミュニケーションが可能で、リスクの探知から整理、打手の遂行までを一元管理できる。

Glocalistは、2023年2月に発表したα版に改良や機能拡充を行い、ジェネレーティブAIを一部実装するなど、網羅性と検索性を兼ね備えたβ版のサービス提供を2023年12月に開始した。現在、サービス対応国はアジア5ヶ国(インド、ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア)で、今後もエリア拡大を予定しているという。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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